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2025年7月20日 第8回 日本海スプリント(インティ賞)3歳上オープンサラ系3歳以上 別定 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第12レース 一騎打ちの様相!プレシオーソvsハクサンパイオニア
"競馬カナザワ 大井 明洋"
第1回~第6回まではワンターン900mの東海北陸交流レースだったが、昨年から地元馬のみ1400mに。今年は実施が1ヵ月遅くなり、連覇していた金沢短距離の雄オヌシナニモノが夏休みに入ってしまうなど、時季的なもので少々物足りないメンバー・頭数になってしまったが、楽しみなのは1400m・逃げなら強い(2)ハクサンパイオニアと転入初戦1700mを衝撃のレコードタイムで圧勝した(3)プレシオーソの対戦。斤量差・中央実績などを考えると◎は(3)プレシオーソの方にしたが、快足(5)タントゥームの出方なども多少は勝敗に影響するはずで、結果はやってみないと分からない面も。いずれにせよ順当ならこの2頭で決着。乱ペース時の一角崩しなら、実力も差す脚もある(1)ハクサンアルタイルと(4)マイブレイブ。以下3頭は戦績的にも上記馬の崩れ待ちになる。
◎は(3)プレシオーソ。調教でも気性の激しさ・操縦難を見せて手探り状態だったはずの前走・転入初戦だが、抑えすぎずに逃げて大差勝ち。昭和56年から破られず「不滅」と言われていたレコードタイムを0秒8も上回ってみせたのは衝撃的だった。当初2勝は1800mだったJRA時も短距離にシフトしていって昨秋の2勝クラス勝ちは京都ダート1200m・差し。その実績は(2)ハクサンパイオニアを上回るし、手の内に入っての距離短縮で更に良さが出る可能性すらある。
○は(2)ハクサンパイオニア。1400mで逃げた時に限れば金沢では全勝。調整ぶり・中央時と昨季も勝っている戦績的に夏場にも不安はない。何より展開的にも天敵と言えるオヌシナニモノが不在の組合せなら逃げるベストの競馬でペースを握ることができる。59キロという不利な斤量、初対戦馬の動向がどうかだけで、出遅れでもしない限り、まず好勝負に。
▲は(1)ハクサンアルタイル。名古屋A1勝ちは2000m・先行だったが、金沢では昨季最終戦2組勝ちなど連対1500m以下。今は集中力持続の点で短距離で差す競馬がベターなようだ。展開や馬場に左右されがちではあるし、昨季休養した夏の克服も鍵にはなるが、普通に走れば1分28秒台では差し込んでこれる馬。
△は(4)マイブレイブ。南関東時は1600~2100mの2・3歳重賞で2着・4着・9着・5着・5着・5着、昨夏はB1を勝っている好馬体。重賞でも好レースを期待できる実績馬だが、今春の当地入り後はスタート難も含め思うように力を発揮できていない。最後方に置かれた前々走を見ても1400mは忙しいが、当時は競走中止明けの再出発戦だったし、3~4コーナーで進出は見せていた。連闘だった前走と違い、ちょうどいい中2週の日程、前が止まるような展開になれば出番十分。
注は(5)タントゥーム。昨秋の転入後は使いつつ上向き、道営新馬勝ちの快足馬復活かのB2~B1を3連勝。今季A級では失速も多いが、逃げて2着争いと「らしさ」見せた5走前以来1400mだった前走は、超ハイペースで他の先行勢が大敗する中を逃げ切ってスピード・距離適性を再認識。これまでと全く違うレベルの相手に自分の競馬ができるか分からないが、この距離なら馬券圏内に残る可能性あり。
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