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2025年6月 2日   恋路賞B1級サラ系一般 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第12レース   前走より展開好転と見て◎ウメタロウ
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-3_kanazawa.jpg 展開が向けば3着圏内の馬が多く、絞り込みが難しいメンバーに。前走のクラスによって斤量差も設けられている点も気になる材料だが、意外にも希望投票での参戦馬は3頭だけ。そのせいかスピードタイプが集まりがちな1400m準重賞としては強力な先行馬が少なく、迷った末の◎は展開を重視。(9)ウメタロウは単騎逃げが濃厚。もうデキの面で上がり目は見込めないものの、後続も強力だった前走より厳しい流れにならないと見た。目下充実の末脚自慢(8)ワレハカゼノコ、地力一番の(7)タイサイは逆転十分。ただ、体が絞れてくれば(10)プレストスター、課題の発馬が決まれば(4)コルニリア、差しが届く展開になれば(2)カキエモンの3頭も差はなく、連対十分。

◎は(9)ウメタロウ。中央短距離2勝馬。昨季は恵まれたC2出発から11連続連対。3連続2着後に「中島騎手=逃げ」という最も力発揮の術を見い出した好時計5連勝もあったが、A1入り後は壁を感じる着順に。10歳となった今季はB1降級、自分のペースで逃げられれば2勝。もう状態面の上がり目は見込めず、気性的な難しさもある馬だが、5着に沈んだ前走は序盤に絡まれたし、その後ろから好成績の勝ち馬ヤマメクィーンの追撃という展開。それを思えば今回の方が楽な逃げが打てるはず。他の有力馬より思い斤量だが、展開利と好相性の鞍上に期待。

○は(8)ワレハカゼノコ。後方からの競馬が定着したものの、圧巻だった3走前と前走の勝ちっぷり。特にひとマクりで抜け出した前走は直線目一杯追ってもいなかったほど。4月以降は馬体も充実一途。鍵は凡走率が高くなる1400mだが、前々走4着時ほど緩い流れ・追い上げにくい隊列にはならないはずの顔ぶれ。多頭数の捌きさえ苦労しなければ再度マクリ炸裂も十分。

▲は(7)タイサイ。2000m以上で中央オープン・南関東オープンを好走した古豪。さすがにB2降級の今季は無様な競馬はしておらず、適距離の重賞・利家盃を回避後で半信半疑の状態だった前走も力が違った勝利。当然、クラスの壁はないし、状態的にも前進あるのみ。元々レース間隔を開けた方が好走する傾向もあり、日程面もちょうどいい。本質的には距離不足だが、快足馬が少なくてベストと言える前での競馬ができそうな点もいい。極端なロスがない限り崩れはないはず。

△は(10)プレストスター。ワレハカゼノコとの対戦で当地オール連対が途切れた前走だが、スローの瞬発力勝負になったのも良くなかったし、追い切りを控えての体重増も勝負所の反応を鈍らせたか。4走前はワレハカゼノコに勝っているのだから力差があるわけではないし、ひと絞りできて外枠のロスを最小限に留めれば好レースになっていい。

注は(4)コルニリア。ダート1200mで中央2勝、高知5勝(逃げてC1で3着)。トモの弱さがあっての出遅れ癖と内にササる面が課題ではあるが、少々強引にでも逃げた前走は不向きと思えた1700mも克服の接戦3着だったし、今回の追い切りでも上々の動きを披露。適距離は今回の方。スタートさえ決まれば遜色ないはずだ。

穴は(2)カキエモン。転入初戦の前走は、気性的に手探りかの調整だったし、転入前のゲート難・戦績的に1400mは距離不足という点で不透明な状況。それでも2着に差し込み、金沢B1なら地力上位を実証。この顔ぶれと頭数だと微妙な気がする分で少し評価は落とし気味にしたものの、変調なく臨んで差し込める展開になれば上位争いに。

おすすめ買い目

馬単 9→8 8→9 9→7 7→9 9→10 9→4 9→2

 

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