Odds Park 競馬

　今日のメインは３歳１組の若鮎特別。これからが成長期の３歳馬の一戦の上、近況好調な馬も多く馬券的には難解だが、中心には◎(２)オオイリブクロを推す。距離２走目の前走で時計を大幅に短縮して後続に５馬身差をつける変身ぶりを披露。中間の気配も上々で勢いを素直に信頼。相手筆頭は○(１)テルケンユミムーン。転入後の連続連対は４で止まったが、前走も０秒４差の３着と大崩れはしていない。他にこれといった同型がいないここなら距離延長でも押し切れていい。ここ２走を連勝と急激に力をつけている印象の▲(７)アルマヴィーヴァ。めったにバテぬタイプの上に、出脚も伴ってきて本格化ムードが漂っている。そのほかに、このクラスで再三好走してきた実力馬△(４)タイセイフランク、型にハマるといい末脚を使ってくる×(10)カミガミノウタゲ、直近２走の出脚に好調さがうかがえる×(６)アルマもいて、上位争いは混沌としている。

◎(２)オオイリブクロ　中央新馬戦で６着。その後は大敗が続いたが、２月に笠松へ転入後は（３・１・０・２）。最悪でも４着と抜群の安定感を誇っているし、距離２走目の前走を１秒９も時計を短縮して快勝と一戦ごとに地力をつけている。今の勢いなら１組でも楽しみ。

○(１)テルケンユミムーン　３走前には中央交流で２着と素質の高さを証明。前走は好位から直線踏ん張り切れずに３着に甘んじたが、着差は０秒４と大きくは負けていない。２走連続で上りを39秒台でまとめている点からみて距離延長を苦にするとは思えず圏内十分だ。

▲(７)アルマヴィーヴァ　昨年11月に門別から転入後は手堅く走れていたが、ここ２走で連勝とワンランク上の力をつけた印象。２走前には1600ｍで勝っており、距離に自信を持っているのは心強い。前々でバテぬ強みを生かす競馬ができれば勝機もあろう。

△(４)タイセイフランク　中央では８着が最高だったが、昨年11月に転入後は３勝をマーク。２前走の新緑賞では８着とまだ重賞で上位争いするだけの力はないが、このクラスなら好走実績は十分。1600ｍに勝ち鞍もあり、好位づけさえできれば圏内十分。

×(10)カミガミノウタゲ　昨年10月に笠松でデビューした生え抜き。初勝利は１月と７戦を要したが、気温が上がって攻め馬の気配はグングンと上向き。２走連続で持ち時計を短縮するなど勢いは衰えていない。1600ｍでは折り合い次第になるが軽視は禁物。

×(６)アルマ　笠松デビューの生え抜きでここまで２勝をマーク。派手さこそないが、ここ２走は３歳特別で３→２着と一戦ごとに地力をつけている。前開催をパスしたぶん、中間は元気一杯。距離２走目の上積みも見込めるだけに期待感はある。