レース展望・予想

ハクサンツキミテイが重賞初制覇なるか「金沢ファンセレクトカップ2025」(金沢競馬)

2025/12/28

金沢競馬は28日(日)の開催を最後に2025シーズンを終了します。フィナーレを飾るのは最終第11レースの重賞「金沢ファンセレクトカップ2025」(ファン投票・記者選抜、金沢競馬場1500メートル)です。2年前に新設された重賞で、過去2回はシーズン最終戦とあってフルゲートを割っていましたが、今年はここを目標にして挑んできたメンバーもいて、ファン投票レースに相応しいハイレベルな争いになりそうです。

まず連軸に推奨したいのは◎4 ハクサンツキミテイ(牡4、加藤和義厩舎)です。古馬となった今年はA級入りとなり、1700メートルを主戦場にして10戦連続で連絡みしました。3歳秋に中央1勝クラスから金沢へ転入してきてまだ連対を外していない安定感には頭が下がる思いです。前走のA1級二組(1400メートル)では同厩舎のハクサンパイオニアにクビ差競り勝っており、短距離もこなせるオールマイティーなタイプで、今回の1500メートルはベストな感じがします。重賞勝ちはありませんが、半姉のハクサンアマゾネスが2年前に制しているこのレースなら、待望の重賞初制覇に手が届きそうです。

○2 ナミダノキス(牡4、金田一昌厩舎)は6月の百万石賞(2100メートル)を制しており、半年ぶりの休み明けで挑んだ前走の中日杯(2000メートル)では勝ったクーアフュルストに半馬身差の2着まで追い詰めて存在感を示しました。久々でもマイナス12キロと馬体が絞れて仕上がりは良く、持ち前の末脚が発揮できていました。1500メートルは3歳春以来となりますが、エンジンが早めに掛かるなら、ゴール前で突き抜けても不思議ではありません。

▲10 オヌシナニモノ(牡8、佐藤茂厩舎)は昨年のこのレースを勝っており、連覇がかかります。今季は夏負けが長引いて9月以降は4、5着でしたが、11月末のA1級一組(1400メートル)を勝って調子を取り戻しました。その後もここ目標に追い切りを重ねており、日ごとに迫力が増しています。初コンビとなる中島龍也騎手の手腕で先手争いを制することができれば、際どい争いに持ち込めそうです。

不気味なのは△1 リュウノブレイク(セン6、加藤和義厩舎)。百万石賞後に鼻出血を発症するなど今季は順調さを欠きましたが、約4カ月ぶりの放牧明けでもA2級一組(1400メートル)を楽勝し、続く前走の中日杯では直線内から脚を伸ばして3着争いに加わっての4着でした。先行争いが激しくなって前崩れの展開になれば、直線一気の差し切りがあるかもしれません。

△5 マリンデュンデュン(牡5、金田一昌厩舎)は前走の中日杯で7着と奮いませんでしたが、1500メートルに距離が短縮されればスピード発揮が見込めます。逃げた馬を早めにかわして4コーナー先頭で回ることができれば、直線押し切りが図れそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔2・10・1・5(8点)
3連単(フォーメーション) 4→2・10・1・5→2・10・1・5 2・10・1・5→4→2・10・1・5(24点)

金沢ファンセレクトカップ2025の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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