先行ホクザンバーリイと差しナリタシンの争い「盛夏特別」（園田競馬）

2025/07/04

4日（金）の園田競馬メイン第11レースに「盛夏特別」（A2、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎10 ホクザンバーリイ（牡4、橋本忠明厩舎）はB1特別を連勝して、今回がA2昇級戦になる。近走はハナにこだわらなくても番手や好位で脚をためる競馬ができるようになっており、成長がうかがえる。もまれない外枠も歓迎で、3連勝を期待したい。

○1 ナリタシン（牡5、坂本和也厩舎）は鴨宮祥行騎手と初めてコンビを組んだ前走で、中団から脚を伸ばして2着に好走した。道中は内で脚をためて3コーナーから外へ持ち出す理想的な展開だった。今回は最内枠を引いたが、前走の内容をふまえれば対応できるだろう。

▲7 メイショウシマト（牡7、長倉功厩舎）は4カ月ぶりの前走を勝利しており、連勝を目指す。休み明けで体がまだ緩い印象だったが、好位からきっちりと突き抜けた。今回は一度しか経験がない1230メートル戦になるが、そこまで強力な馬がおらず、うまく流れに乗ることができれば上位争いになる。

☆4 モズアカボス（牡5、新子雅司厩舎）は転入初戦を勝った後が案外だが、出脚はよく、先行できている。今回は距離短縮で最後まで集中して走れるかどうかが鍵になりそうだ。

△2 スマートメイス（牡8、有馬澄男厩舎）は年齢を重ねてワンターンがベストになっているが、1230メートルで7勝を挙げており、距離適性はもともと高い。引き続き動きは軽快で、再昇級戦でも軽視できない。

△5 シルバーブレッド（牡6、高馬元紘厩舎）は前走の820メートルではさすがに末脚不発だったが、3、2走前に1230メートルで各2、4着に好走している。前が止まる展開になれば浮上する。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　10→1・7・4・2・5（5点）
3連単（1軸流し）　10→1・7・4・2・5（20点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）

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