レース展望・予想

カワテンマックス連闘策で巻き返しへ「ぎふ清流カップ」(笠松競馬)

2025/06/12

6月12日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「第8回ぎふ清流カップ」(3歳、笠松競馬場1400メートル)。

西日本地区の交流重賞に遠征勢5頭を含む精鋭12頭がフルゲートで激突。みどころの詰まったハイレベル戦だが、一番の注目は◎9 カワテンマックス(牡、角田輝也厩舎)の反撃なるか。東海優駿では圧倒的1番人気に推されたが、6着に留まった。スタートひと息で前半から肩ムチを入れられるなど道中の行きっぷりも悪く、中団から伸び切れず、まさかの走りに終わった。「併せた最終追い切りで馬を抜こうとしないなど、いつものムードがなかった。メンタル面が伴ってなかったかも」と丸野勝虎騎手は敗因を探した。デビュー5連勝で東海三冠・一冠目の駿蹄賞を好内容で仕留めた素質馬で、頂点こそ逃したが、連闘策も名門・角田輝也厩舎なら大きなマイナス要素とも言えない。なにより前走で見限るのは早計。あっさり巻き返して驚けない。

めきめき力を蓄える堅実派○12 ケイズレーヴ(牡、榎屋充厩舎)が連軸という点では上位の存在。2走前のネクストスター中日本で待望のタイトルウイナーに仲間入りし、ダートグレード初挑戦だった前走・兵庫チャンピオンシップJpnIIでは地方馬最先着の5着入着。地力アップをアピールした。引き続き、名手・吉原寛人騎手起用も魅力。3戦3連対と成績のいい笠松戦でもあり、V互角だ。

遠征勢では▲3 ベラジオドリーム(牡、兵庫・諏訪貴正厩舎)に期待が集まる。地元での兵庫若駒賞、菊水賞は各3、2着も勝ち馬は無敗を誇るオケマルでは仕方なし。北海道での戦歴から距離短縮の1400メートルはセールスポイントの先行力が生きる舞台でもある。兵庫所属馬はこのレース4連勝中、2強との差はわずか。

前走は不利もあった△8 ドライブアウェイ(牝、高知・工藤真司厩舎)の反攻にも警戒したい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔3・8・10・12(8点)
3連単(フォーメーション) 9→3・8・10・12→3・8・10・12 3・8・10・12→9→3・8・10・12(24点)

ぎふ清流カップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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