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レース展望・予想
石川優駿1、2着馬が再対決「加賀友禅賞」(金沢競馬)
2025/06/29
今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻ります。29日(日)は最終第12レースの3歳牝馬による重賞「第12回加賀友禅賞」(金沢競馬場1400メートル)がメインカードになります。金沢3歳勢の頂点を決める石川優駿が終わって間もないため出走したメンバーが人気になるのは当然で、首位争いを演じたビバロジータとショウガマッタナシが再び火花を散らします。
◎11 ショウガマッタナシ(高橋俊之厩舎)は前走の石川優駿(2000メートル)で直線半ばで先頭へ抜け出しながら、ゴール前で直線内から伸びたビバロジータに捕まってしまい、悔しい2着でした。敗れはしましたが、スタートダッシュを決めて先手を奪いながらも、あえて2番手に控えてペースを落とし、レース後半に再びペースアップして直線先頭に立った時にはそのまま押し切ってしまうかと思われたほどでした。思っていた以上に敗戦ショックが少なかったため連戦で使うことになりましたが、今回の追い切りでは行きたがる気性を見せて栗原大河騎手も抑えるのに苦労している手応えでした。距離が1400メートルに短くなってどうかですが、3コーナーから先頭に立ってビバロジータの追い上げを振り切った4月のノトキリシマ賞(1500メートル)の再現ができれば、石川優駿のリベジンは果たせそうです。
○10 ビバロジータ(加藤和義厩舎)は他馬を気にする気性が災いして伸び悩んでいる印象がありましたが、大一番の石川優駿で秘めていた素質を爆発させて一気に金沢3歳勢の頂点に立ちました。吉原寛人騎手の好プレーもありましたが、後方で脚を溜めながら徐々にポジションを上げて直線一気に抜け出してきた勝ちっぷりには驚かされました。引き続き追い切りでは前走並みの動きを見せており、好調さは保たれています。1400メートルに距離が短縮されるため前走よりも前掛かりな位置が予想されますが、逃げてスピードも生かすレースも可能なだけに、ゲートが開いてからのポジション取りから目が離せない存在になります。
昨年は他地区の重賞で入着実績ある新興勢力が連絡みしましたが、今年は▲9 スノーミックス(藤田弘治厩舎)がその役割を担いそうです。転入初戦のB1級四組(1500メートル)はゴール寸前で差されてアタマ差2着に敗れましたが、4コーナーから先頭に抜け出して見せ場はありました。前戦地の岩手では3歳重賞のスプリングカップ(水沢1400メートル)で4着、グランダム・ジャパン3歳シーズンの留守杯日高賞(水沢1600メートル)でも3着と健闘しており、同世代の牝馬同士なら一変しても不思議ではありません。
△2 エムザックドリーム(中川雅之厩舎)は前走の石川優駿で11着と大敗を喫しましたが、2歳時にショウガマッタナシを抑えて逃げ切っている1400メートル戦なら見直しは必要です。距離短縮なら思い切って逃げるレースは可能でスタートから積極的に運んで前残りを図ります。
△4 ゴールドパース(佐藤茂厩舎)は2走前の北日本新聞杯(1700メートル)で直線混戦から抜け出して3着争いに加わった脚色の良さは目を引きました。前走の3歳A2組(1400メートル)で4着に敗れたのは気になりますが、前崩れの展開になれば再びゴール前突っ込んでくるシーンは考えられます。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 11・10→11・10・9(4点)
3連単(2軸流しマルチ) 11⇔10⇔9・2・4(18点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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