レース展望・予想

エールブラーヴの大駆けを狙う「大和牛特別」（園田競馬）

2025/05/15

15日（木）の園田競馬メイン第11レースに「大和牛特別」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎8 エールブラーヴ（牡8、長倉功厩舎）は兵庫に転入してから8、5着とワンパンチ足りない現状だが、使いつつ調子を上げている。今回は勝ち馬が強力だったここ2走に比べると相手が緩和されている印象で、上位を狙えるメンバーになった。減量騎手を起用して先行したい馬が3頭おり、前がやり合えば展開が向く。この馬の決め手に懸けてみたい。

○11 テイケイモハラ（牝4、山口浩幸厩舎）の前走は先行2頭がそのまま残って3着止まり。中団で脚をためたが、前を警戒して早めに動いた分、ゴール前で脚色が一緒になってしまった。今回はB2昇級戦で、小柄な牝馬にとって厳しい55キロを背負うが、吉村智洋騎手と初コンビで3戦ぶりの勝利を目指す。

▲7 ユイアングレイス（牡5、石橋満厩舎）は1年ぶりに兵庫へ復帰してきた。中距離を中心に使われており、1400メートルでは忙しい印象もあるが、直前の能力検査では馬なりで軽快な脚さばきを見せていた。仕上がり面に不安はない。B2編入でもいきなり上位争いになりそうだ。

☆6 グランレイハート（牝5、飯田良弘厩舎）は1230メートルがベストだろうが、以前より折り合いがついている印象で、今なら1400メートルでも対応できそうだ。減量騎手の馬が先行争いに絡んできそうだが、極端なハイペースにならない限り、最後まで辛抱できるだろう。

△2 ブチエー（牝5、栗林徹治厩舎）の前走は久々に逃げる競馬で勝利。軽量を存分に生かした勝利だった。今週から高橋愛叶騎手は2キロ減になり今回は53キロになるが、引き続き先行できれば好勝負になる。

△9 メイショウギシオー（牡5、有馬澄男厩舎）は前走の大敗が気になるが、調子落ちはない。新人の小谷哲平騎手に替わって気分よく先行できるかどうかが鍵になる。

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馬単　8→11・7・6・2・9（5点）
3連単（1軸流し）　8→11・7・6・2・9（20点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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