レース展望・予想

負けなしオケマルが主役「菊水賞」(園田競馬)

2025/04/02

2日(水)の園田競馬メイン第11レースに「第57回菊水賞」(3歳、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎2 オケマル(牡、盛本信春厩舎)はここまで5戦5勝。1戦ごとにパフォーマンスを上げており、前走の兵庫若駒賞では直線だけで後続を一気に突き放して2着ジーニアスレノンに2秒1差をつける大差勝ちだった。どの位置からでも競馬が可能で、レース内容も申し分ない。目下の充実ぶりは調教にも表れており、馬なりで好時計をマークしている。新たなライバルは出現しておらず、まずは一冠達成が濃厚だ。

○10 ベラジオドリーム(牡、諏訪貴正厩舎)は兵庫若駒賞ではオケマルとの初対決で注目を集めたが、結果は3秒7差離された3着。果敢に逃げたが、3コーナーでオケマルに捉えられてからは為すすべがなかった。しかし諏訪貴正調教師は「1800メートルは長いような気がします」と話していたように、距離の壁があったことも確か。今回は園田の1700メートルで、前走ほどの差はつかないだろう。逃げてどこまで粘れるか。

▲8 ジーニアスレノン(牡、保利良平厩舎)は兵庫若駒賞でオケマルに4コーナーまで食らいついた。直線で一気に離されての2着だったが、この馬もギアはしっかり上がっておりパワーアップが感じられた。1700メートルでは先行馬が有利なためベラジオドリームを上位視したが、末脚が生きる流れになれば逆転できる。

☆12 ドリタル(牡、田村彰啓厩舎)は昨年の園田ジュニアカップで3着。兵庫若駒賞は熱発のために回避したが、前走をたたいて気配は上向いてきた。ソラを使う面がありまだ気性的な幼さを残すが、一角を崩せるポテンシャルを秘める。もまれずに運べる外枠も味方しそうで、入着以上を目指したい。

△4 リジェネレーション(牡、田中一巧厩舎)は北海道から転入して2連勝。一気の相手強化、さらに距離延長で試金石になるが、折り合いを苦にするタイプではなく1700メートルには対応できそう。一線級とは初めての対戦になるが、未知の魅力に賭けたい。

△5 ウイングスオール(牝、新子雅司厩舎)は前走の兵庫3歳牝馬特別を鋭く差し切って快勝した。馬体減りが気になるが、レース後はしっかり回復している。今回は輸送がなく馬体増で出走できそうだ。折り合いを欠くことなく運べれば一発があるか。

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馬単 2→10・8・12・4・5(5点)
3連単(1軸流し) 2→10・8・12・4・5(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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