レース展望・予想

調整順調ビバロジータが重賞2勝目へ「ノトキリシマ賞」(金沢競馬)

2025/04/20

4月中は毎週日、火曜日で開催されている金沢競馬。4月20日(日)のメインカードは第10レースで争われる3歳牝馬による重賞「第6回ノトキリシマ賞」(金沢競馬場1500メートル)で、開幕戦で3歳準重賞の若駒賞を快勝したビバロジータが久々に重賞タイトルを手にできるか注目されます。

◎5 ビバロジータ(加藤和義厩舎)は前走の若駒賞(1500メートル)で、逃げたエムザックドリームを3コーナーでかわして先頭に立つと、直線独走して後続を4馬身引き離し、今季白星発進を飾りました。騎乗予定だった魚住謙心騎手が負傷したため、急きょ米倉知騎手に乗り替わるハプニングもありましたが、まったく問題がない強い勝ちっぷりでした。その後は1カ月ほどレース間隔が空きましたが、ここ目標に2本の追い切りを消化して順調な調整を積んでいます。今回は昨年末にコンビを組んでいた加藤翔馬騎手に手綱が戻り、2歳夏の石川テレビ杯以来となる重賞2勝目が期待されます。高知の御厨人窟賞で重賞初制覇を飾った加藤騎手も地元で重賞勝ちを飾りたい気持ちは強く気合が入ります。

○2 ショウガマッタナシ(高橋俊之厩舎)は今季初戦の3歳A2戦(1500メートル)で勝ったダンナイとハナ差の接戦を演じたタルバンから離された3着でしたが、スタートから先手を争うなど見せ場は十分で、悪いレース内容ではありませんでした。冬休み明けをたたかれたことで追い切りでの行きっぷりが上向いており、素軽さが増しています。2歳重賞では距離が延びてくると伸び悩んでいた印象はありますが、ネクストスター金沢(1400メートル)で早め先頭に立って押し切りを図るビバロジータをゴール前で捕らえたのは衝撃的でした。今回もビバロジータを射程圏内に入れながらレースを進め、直線のたたき合いに持ち込めれば、父ナムラタイタン譲りの勝負根性で再び競り勝つシーンがありそうです。

▲7 モカチャン(加藤和義厩舎)は前走笠松で行われたネクストスター中日本(1400メートル)に挑んで9着に沈みましたが、東海勢を抑えて先手を奪うダッシュ力は見せました。その後の追い切りでもハイラップを刻んでスピード感あふれる動きを見せており、ひと冬を越えて体調面は良くなっている様子。遠征帰りでさらに馬体重が減っていなければ今回も自分のレースができそうで、ペース次第では1500メートル戦でも前残りが図れそうです。

△8 エムザックドリーム(中川雅之厩舎)もひと冬越えて立ち直っています。開幕戦の若駒賞はビバロジータに3コーナーでかわされても崩れることなく2着をキープし、前走の中央未勝利との交流戦(1500メートル)でも終始好位をキープして4着と入着を外しませんでした。無理に逃げなくてもレースはこなせるようになっており、ビバロジータが逃げた馬を早めにかわして後続を大きく引き離す展開になるなら、2着に踏ん張るシーンは考えられます。

△1 ゴールドパース(佐藤茂厩舎)は前走の3歳B1戦(1500メートル)で2着も、直線で追うごとに伸びて、先に抜け出した勝ち馬を追い詰めました。重賞は初挑戦となりますが、2歳時に比べてレースぶりは上向いており、堅実に伸びてくる末脚で上位進出をもくろみます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 5・2→5・2・7・8(6点)
3連単(フォーメーション) 5・2→5・2・7・8→5・2・7・8・1(18点)

ノトキリシマ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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