レース展望・予想

初の1組参戦でもアルマヴィーヴァ「綿帽子特別」（笠松競馬）

2025/01/22

1月22日（水）の笠松競馬メイン第10レースは「綿帽子特別」（3歳1組、笠松競馬場1400メートル）。

抜けた存在が不在で確かな本命馬はいない。しかし1組初挑戦だが、軌道に乗ってきている◎4 アルマヴィーヴァ（牡、後藤佑耶厩舎）を狙いたい。未勝利に終わったものの、レベルの高い北海道2歳戦線で5レース中、4度入着を果たしているセンス馬。当地では転入戦こそ伸び切れず4着に終わったものの、ひと叩きした3走前から2、2、1着。高く安定した先行力と粘りを発揮してコンスタントに勝ち負けしてみせる。特に前走が強調できる。後続の仕掛けに合わせて2番手から早めに先頭に立つと勝負どころ前の3コーナー手前から併せ馬のように激しい競り合いに。一度は先頭を奪われたが追い比べでゴール寸前差し返す勝負根性を見せて待望のデビュー初勝利を飾った。相手が強化された初の1組参戦も中間気配は変わらず上々。北海道戦歴や相手なりに走れる高く安定した先行力から好勝負できる。

実力上位は○7 リョーマ（牡、伊藤強一厩舎）、▲2 ダットデア（牡、後藤佑耶厩舎）の2頭。重賞などのトップ戦線では入着など善戦止まりに終わるが、自己条件の1組でともに勝利や連対キャリアを持つ実力派。シャープな決め脚を持つリョーマは直線の差し勝負に、ダットデアは好走パターンの巧みな先行策に持ち込みたいところだろう。

初めて笠松出張戦に矛先を向けてきた△1 ビシュウビシュウ（牡、榎屋充厩舎）は不気味な存在。地元名古屋のトップシーンでははね返されるが、自己条件の特別戦では連対できる地力の持ち主。軽量馬で馬場の軽い笠松コースがフィットする可能性も高い。ひと息入った臨戦だが勝算ありと見ての意欲の笠松参戦。一撃は十分。

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馬単（マルチ）　4⇔1・2・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・2・7・9→1・2・7・9　1・2・7・9→4→1・2・7・9（24点）

綿帽子特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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