レース展望・予想

ツムタイザンが2歳以来の復権を目指す「摂津盃」(園田競馬)

2023/08/11

11日(祝・金)の園田競馬メイン第11レースに「第55回摂津盃」(3歳以上ハンデ、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎12 ツムタイザン(牡5、木村健厩舎)は20年の2歳王者。その後は屈腱炎になり休養を余儀なくされたが、昨年の4月に復帰してから着実に成績を上げて、今年、兵庫大賞典で重賞の舞台に帰ってきた。その兵庫大賞典では掛かる面が出てしまい4着だったが、その後の2戦は折り合いがついて1、2着と堅実に走っている。前走は道悪で前が止まらずに届かなかったが、良馬場で行われる可能性が高い今回はきっちり差し切る。

○1 タガノウィリアム(牡6、新子雅司厩舎)は昨年の摂津盃で2番人気だったが発馬で遅れてしんがり負けを喫した。逃げられないとモロい面はあるが、前走はツムタイザンの追い上げを封じたようにマイペースで運べればめっぽう強い。隣のエイシンアンヴァルとの激しい先行争いになりそうだが、最内枠からハナを主張して、不完全燃焼に終わった昨年の雪辱を果たしたいところだ。

▲7 ナムラタタ(牡4、玉垣光章厩舎)は重賞初挑戦となった六甲盃で5着だったが、外を回らされる展開でも最後までしぶとく伸びており、力を付けていることを証明した。前走後は休養に充てて摂津盃を目標に仕上げられており、この中間も軽快な脚取りを見せている。好相性の吉村智洋騎手が騎乗することも心強く、得意距離に戻って重賞初制覇を目指す。

☆6 タイガーインディ(牡6、保利良平厩舎)は転入初戦が約1年ぶりのレースだったが、序盤で掛かりながらも最後までしぶとく粘って4着に入った。中間に蕁麻疹を発症して追い切り不足だった点をふまえると、結果以上に頑張ったといえる。たたき2走目でしっかり乗り込めた今回は変わり身がありそうだ。

△2 エイシンアンヴァル(牡6、森澤友貴厩舎)はタガノウィリアム同様にハナを譲らない構え。一線級が相手になるともうひとつ結果を残せていないが、順調度でいえば今回が一番良く、立ち回り次第で好勝負になる。

△3 サンライズラポール(牡6、柏原誠路厩舎)は転入初戦で1番人気ながら3着に敗れたが、道中はやめる面を見せるなど気難しいところを見せていた。中間の調教ではクロス鼻革を着用してその面は解消されてきたようだ。好枠を利して末脚がたまる展開になると一発がありそうだ。

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馬単 12→1・7・6・2・3(5点)
3連単(1軸流し) 12→1・7・6・2・3(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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