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レース展望・予想
久々の1400mでもショウガタップリ断然「加賀友禅賞」(金沢競馬)
2023/07/09
今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻ります。9日(日)の最終第12レースの3歳牝馬による重賞「加賀友禅賞」(3歳牝馬、金沢競馬場1400メートル)がメインカードになります。昨年までは8月中旬以降に行われていた重賞で、石川ダービーに出走が叶わなかった3歳牝馬が夏場に力を付けて飛躍する場として認識されていましたが、今年は1カ月ほど施行時期が早まったことで石川ダービー組が俄然有利になりました。中でも10戦無敗で金沢3歳勢の頂点に立ったショウガタップリの中心は今回も揺るぎません。
◎11 ショウガタップリ(高橋俊之厩舎)は前走の石川ダービーで後続を4馬身以上突き放す快勝劇を演じました。スタートから外目好位3番手に付けて、ペースを握ったスカイピースを見ながらレースを進め、2周目3コーナーで交わして4コーナーを先頭で回ると、直線は独走状態でした。戦前は北日本新聞杯を制したノブノビスケッツとの激しい叩き合いも予想されましたが、フタを開けてみれば一度も他馬に競り駆けられることもなく、想像以上に楽なレース運びでした。12日のジャパンダートダービーJpnIに登録もしていましたが、石川ダービー後に回避を決めて次走は未定になっていました。しかし思っていた以上に回復が早かったため、陣営は連戦でもこの加賀友禅賞に出走を決めました。レース間隔はあまりありませんが、中間もしっかり追い切られて好時計をマークしており、久々の1400メートル戦に戸惑わなければ、連勝は伸ばせそうです。
○1 スカイピース(中川雅之厩舎)は前走の石川ダービーで、スタートから先手を奪って後続を引き連れて逃げましたが、2周目3コーナーでショウガタップリに捕まって交わされると、ずるずる後退してしまい11着に沈みました。初めての2000メートル戦も堪えたようですが、480キロまで増えてしまった馬体重も影響したようです。連戦で絞れてくれば直線ひと踏ん張りできるはずで、3走前の1500メートル戦で争われたノトキリシマ賞で4コーナーからショウガタップリと馬体を併せて直線叩き合った内容から、短距離なら再び接戦が演じられそうです。
▲6 ダイヤモンドライン(佐藤茂厩舎)は前走の石川ダービーで2着と混戦の次位争いから抜け出してきました。2周目3コーナーで外から先頭に立ったショウガタップリに対して、逃げたスカイピースを内から交わして2番手へ浮上しており、11着に沈んだ北日本新聞杯からの巻き返しに成功しました。ノトキリシマ賞でも勝ったショウガタップリ、2着のスカイピースに続く3着と健闘しており、今回も好位からひと伸びできるしぶとさを生かして上位争いに加わります。
△4 サザンフルーヴ(金田一昌厩舎)は重賞初挑戦となった3走前のノトキリシマ賞でダイヤモンドラインに続く4着でしたが、その後はB級古馬相手に2連勝を飾るなど現在3連勝と勢いに乗っています。馬体重が470キロ台まで増えたことで秘めていたパワーが発揮できるようになっており、今の状態なら連下争いに加わっても不思議ではありません。
△12 クリスタルミリオン(加藤和宏厩舎)は石川ダービーでスローペースに泣いて7着と奮いませんでしたが、展開の紛れも期待できる1400メートル戦なら決め手の良さが生かせそうです。名古屋の名手・岡部誠騎手が新味を引き出して前崩れの展開になるなら、直線一気の追い上げが届くかもしれません。
<おすすめの買い目>
馬単 11→1・6・4・12(4点)
3連単(1軸流し) 11→1・6・4・12(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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