レース展望・予想

石川ダービーへ繋がる一戦「アベンチュリン特別」(金沢競馬)

2023/05/30

日、火曜日で開催されている5月最終週の金沢競馬。30日(火)は中央未勝利馬とのJRA交流戦や新興勢力が加わったA2級一組など興味深いレースがめじろ押しですが、第11レースの「アベンチュリン特別」(3歳A1組、金沢競馬場1900メートル)は、3歳条件戦ではおそらく初となる1900メートル戦で、6月27日の石川ダービー(2000メートル)へ繋がる重要な一戦になります。

◎9 エクセルウェッジ(牡、川添明弘厩舎)は中央未勝利から転入後2戦負けなしで、その勝ちっぷりもスタートで出遅れながらも道中ごぼう抜きで楽勝してしまう驚異のレース運びです。前走の3歳A4組でもゲートを出てからスタートダッシュがつきませんでしたが、馬群の外を回って徐々にポジションを上げて4コーナーで先団に追いつくと、直線入口で逃げた馬を交わして先頭に立ち、後続を4馬身突き放す快勝劇でした。さらに相手は上がりますが、1900メートルに距離が延びればペースもそれほど速くなることはないだけに、大きく出遅れても追走で置かれる心配はなさそう。ここを勝てば石川ダービーへの希望投票優先権が与えられるだけに、長丁場でも決め手の違いを見せつけられるか注目です。

○10 ビックバンブー(牡、金田一昌厩舎)も発馬に課題はありますが、末脚の良さには定評があります。3歳重賞一冠目の北日本新聞杯でもスタートダッシュがつかず後方からの追走になりましたが、道中外を回って追い上げて、5着まで浮上してきました。こちらもここまでのレーススタイルを考えると距離が延びた方が良さそうで、1900メートル戦は合いそうです。エクセルウェッジよりも先に動いて早めに直線先頭に抜け出せれば、競り勝つシーンがあるかもしれません。

▲5 カノンチャン(牝、金田一昌厩舎)は3歳牝馬重賞のノトキリシマ賞では追走いっぱいの8着に沈みましたが、前走の3歳A3組では勝負どころから一気に駆け上がって先に直線抜け出した2着馬に競り勝っており、3歳条件戦ではまだ馬券絡みを外していません。1900メートルに距離が延びてもレース後半にシャープな末脚を発揮できるなら、直線突き抜けても不思議ではありません。

△4 ナゴミチャン(牝、加藤和義厩舎)も大井から戻ってきた再転入初戦こそ4着でしたが、その後は3着を外さない走りが続いています。終始追い通しの手応えでも直線に入ると伸びてくるタイプで、追ってバテない強みを生かせば1900メートル戦で真価を発揮しそうです。

△2 ベストオーシャン(牡、鈴木正也厩舎)も3戦連続2着と勝ち切れていませんが、先手を争うスピードは見せています。大幅な距離延長でもマイペース逃げに持ち込めれば、前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔10・5・4・2(8点)
3連単(フォーメーション) 9→10・5・4・2→10・5・4・2 10・5・4・2→9→10・5・4・2(24点)

アベンチュリン特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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