上位混戦もナムラタタが軸に最適「卯月特別」（園田競馬）

2023/04/19

19日（水）の園田競馬メイン第11レースに「卯月特別」（A2B1、園田競馬場1700メートル）が行われる。

◎5 ナムラタタ（牡4、玉垣光章厩舎）は姫路戦ではもうひとつ結果が出なかったが、輸送のない園田に戻った前走は好位の内で脚をためる理想的な展開で2着に入り、きっかけをつかんだ。A2に入ると決め手を欠く分、勝ちきれない競馬が続いているが、今回は傑出馬が不在で突き抜けてくるだろう。

○10 フローラルドレス（牝6、石橋満厩舎）は再転入初戦になるが、兵庫では6戦5勝の実績がありスピード能力の高さを示していた。JRAでも1勝クラスで逃げ切った実績があり、ここなら本来の逃げ、先行競馬がかないそう。レース間隔が空いている点は気になるが、能力を信頼したい。

▲9 コウエイキズナ（牡4、保利良平厩舎）の前走は1コーナーや最後の直線でカラ馬に絡まれるアクシデントがありながら、内から突き抜ける強い内容だった。折り合いを欠くタイプではなく距離延長も不問。外のフローラルドレスの出方は気になるが、好位から運ぶことができれば好勝負になる。

☆6 トップリーチ（牡6、柏原誠路厩舎）は転入初戦で3着に入った。ナムラタタには7馬身離されたが、4コーナーで外に振られる不利を考えればそこまで大きな差と考えなくて良さそう。1度使って気配は上向いており、前進がある。

△3 ベルレフォーン（牡4、新子雅司厩舎）は大きく崩れないまでも、クラスの壁に当たっている印象だ。前走は外を回らされたが、今回は内枠を引いており、好位の内で進めることができれば上位を狙えそうだ。

△4 ゼンダンリュウ（牡5、飯田良弘厩舎）は末脚の切れ味だけならこのメンバーに入っても引けを取らない。前走から一気の相手強化になるが、相手なりに走るタイプで一発を警戒したい。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　5→10・9・6・3・4（5点）
3連単（1軸流し）　5→10・9・6・3・4（20点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）

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