レース展望・予想

連戦連勝のムジョウが主役「湖南賞」(金沢競馬)

2023/04/18

月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬。18日(火)のメインカードは最終第11レースのオッズパーク杯「湖南賞」(B1級準重賞、金沢競馬場1700メートル)で、今年も開幕戦からB級で好走を続けている好調馬が顔をそろえました。なお勝ち馬には5月7日の利家盃(2000メートル)への希望投票優先権が与えられます。

まず注目を集めるのは◎8 ムジョウ(牡4、加藤和宏厩舎)です。昨夏に中央未勝利から転入してきて年末までに6連勝すると、冬季休業期間中に移籍した高知でも3連勝して、3月に再び金沢へ戻って来てからも2連勝と、地方入りしてから目下11連勝と勢いが止まりません。前走のB2級一組でも逃げた馬を馬なりで交わして直線で一気に抜け出す余裕ある勝ちっぷりで、底知れぬ強さを感じます。今回は1700メートルに距離が延びますが、高知の1600メートルで好位から直線で抜け出し、アタマ差押し切った内容から問題はなさそうで、距離延長も克服できれば、今後A級入りしても楽しみな存在になりそうです。

○4 ハイアーグラウンド(セン9、加藤和義厩舎)は高知C2クラスから移籍して転入初戦のB1級二組で2着のフォルテベローチェを7馬身引き離す圧勝劇を演じました。前開催のB1級一組でも注目されましたが、追い切りで左前脚をぶつけて外傷を負ったため出走取消となり、今回が仕切り直しとなります。大事をとって今回は追い切り時計を出さなかったためケガの回復具合が心配されますが、中央で挙げた3勝はダート・芝を問わずいずれも1600メートルで、1700メートルに距離が延びるのは良さそうです。終始先団に食い下がっていければ、底力の違いで直線抜け出してきそうです。

▲3 ベルクハイム(牡6、井樋一也厩舎)も今季はC1級までクラスが下がった恩恵もあって2連勝中と自信を取り戻しています。特に前走のB2級四組は終始内コースを突き進みながら3コーナーで先頭に立つと、そのまま2着馬を7馬身引き離す圧倒劇でした。その後はこの準重賞を目標にレース間隔を空けて調整を積んできており、ここ2走よりも仕上がりは増しています。この強力メンバーにも勝ち負けすることができれば、今後の飛躍に大きな弾みが付きそうです。

△6 フォルテベローチェ(牡5、佐藤茂厩舎)は開幕戦でハイアーグラウンドに引き離された2着に敗れましたが、前走のB1級三組を競り勝ってリズムを上げています。1700メートル戦は昨年11月に行われた今回と同じ条件の準重賞ですでに経験済み(4着)で、レース後半の追い上げに注目が集まります。

△9 サクラルコール(牡12、金田一昌厩舎)は冬休み明けのA2級二組で1番人気に推されましたが、大幅に馬体重を減らしていたこともあって5着と奮いませんでした。1カ月ほどレース間隔を空けたことで馬体重が回復してくるなら、巻き返しがあっても不思議ではありません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔4・3・6・9(8点)
3連単(フォーメーション) 8→4・3・6・9→4・3・6・9 4・3・6・9→8→4・3・6・9(24点)

湖南賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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