レース展望・予想

ノーブルサターンが好発進決めるか「赤松杯」(水沢競馬)

2023/04/09

9日(日)水沢競馬場メイン第12レースはシアンモア記念トライアル「第48回赤松杯」(水沢競馬場1600メートル)。

◎6 ノーブルサターン(牡9、板垣吉則厩舎)は昨年12月、中央4勝、南関東A1から岩手入り。いきなりトウケイニセイ記念、桐花賞と重賞2連勝を飾り、地力を誇示しました。冬場は放牧に出て帰郷。当初の予定どおり赤松杯へ駒を進めてきました。新興勢力との対決、シーズン初出走が焦点でしょうが、実績を前面に好発進を決めます。

○2 グローリーグローリ(牡8、菅原勲厩舎)は中央ダート4勝から障害1勝を経て転入。初戦を5馬身(0秒8)差で完勝し、パワーの要る地方ダート、マイル対応もあっさりクリアしました。今回は岩手一線級が相手。正念場を迎えましたが、仮に連勝ならシアンモア記念でも人気を集めるのは確実です。

▲1 ヴァケーション(牡6、畠山信一厩舎)は昨年度の岩手年度代表馬。全日本2歳優駿JpnI馬が見事復活しました。こちらは茨城の牧場でリフレッシュ。思った以上に仕上がりが進み、赤松杯から始動。春の目標シアンモア記念2連覇へまい進します。

△5 セイヴァリアント(牡7、佐々木由則厩舎)は昨年、南関東A2から転入後、3勝、2着4回。トウケイニセイ記念でも2着確保。今季初戦は3着でしたが、出遅れが致命傷。スタートを決めて反撃に転じます。

△4 クロールキック(牡4、千葉幸喜厩舎)は昨春、スプリングカップ圧勝後、無念のリタイア。桐花賞で復帰して9着でしたが、今季初戦を快勝。復調の手ごたえをつかみました。

△8 バスカヴィル(牡9、酒井仁厩舎)は堅実な差し脚を武器とし、前崩れで台頭。

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馬単 6→5 (ボックス) 6・2・1(7点)
3連単(フォーメーション) 2・6→1・2・6→1・2・4・5・6・8(16点)

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(文/松尾康司)


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