レース展望・予想

復権目指す女王ハクサンアマゾネス「金沢競馬移転50周年記念」(金沢競馬)

2023/04/09

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催。4月9日(日)のメインカードは最終第11レースで争われる重賞「金沢競馬移転50周年記念」(金沢競馬場1900メートル)になります。1973年に現在の金沢市八田町へ移転してから半世紀の節目を迎えることを記念して、新設された古馬オープン重賞です。

◎6 ハクサンアマゾネス(牝6、加藤和義厩舎)は開幕週のA1級一組でも単勝1番人気に支持されましたが、元中央オープンのオヌシナニモノに最後まで並びかけることができず、2着に敗れてしまいました。冬休み明けでも例年に比べると仕上がりはいい方でしたが、まだ忙しい1400メートルに対応できる身のこなしではありませんでした。休み明けをたたかれると2走目はきっちり変わってくるタイプで、追い切りの動きは日ごとにパワフルになっています。主戦の吉原寛人騎手とのコンビに戻る点もプラス材料で、なんとか1900メートルを勝ち切って、中日杯からの惜敗続きに終止符を打ちたいところです。

○3 ソーラーフレア(牡8、中川雅之厩舎)は中央で芝3勝の実績から地方のダート適性がどうかと思われましたが、転入初戦のA1級二組以下の準重賞・スプリング特別でいきなり後続を8馬身引き離す圧勝劇を演じました。後方から徐々にポジションを上げて2周目3コーナー過ぎで楽な手応えで先頭に立つと、そのまま直線は独走状態でした。今回もそれほど速い追い切り時計は出ていませんが、レースになると一変するタイプのようで、仕上がり面は問題なさそう。続けて1900メートル戦なのは歓迎で、果たしてハクサンアマゾネスら一線級相手にどこまで通用するかが注目されます。

▲5 エムティアンジェ(牝4、佐藤茂厩舎)は開幕週のA1級一組で3着でしたが、4コーナーを先頭で回り直線粘り込んでハクサンアマゾネスと際どい2着争いを演じました。4カ月半ぶりの休み明けでも、金沢最強女王を苦しめたレース内容は復活を大きく印象づけました。引き続き追い切りでは抜群の手応えでスムーズな動きを見せており、1900メートル戦さえクリアできれば、勝ち負けしても不思議ではありません。

△7 ナリノヴィエンヌ(セン5、佐藤茂厩舎)は冬休み明けも勝って昨年末から2連勝中の勢いから、前走の準重賞・スプリング特別でも人気になりましたが、追い上げ届かずの5着でした。末脚不発に終わった前走の反省を踏まえて今回は追い切りが強化されており、巻き返してくる可能性は十分にあります。

△2 ネオアマゾネス(牝6、井樋一也厩舎)は前走のA1級一組でも差す競馬に徹して3着まで詰め寄ってきました。逃げ一辺倒だった以前に比べ、距離が延びた方が持ち味を生かせるようになっており、1900メートル戦で前崩れの展開になるなら上位進出のチャンスがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 6→7・2 (マルチ) 6⇔3・5(6点)
3連単(フォーメーション) 6→3・5→3・5・7・2 3・5→6→3・5・7・2(12点)

金沢競馬移転50周年記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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