レース展望・予想

4戦4勝スマイルミーシャが三冠初戦の中心「菊水賞」(園田競馬)

2023/04/06

6日(木)の園田競馬メイン第10レースに「第55回菊水賞」(3歳定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎3 スマイルミーシャ(牝、飯田良弘厩舎)は昨年末の園田ジュニアカップからぶっつけ本番という異例のローテーションになるが、11月のデビューからタイトな日程で使われていたため、これは予定通りの出走プラン。中間は坂路のある施設で乗り込まれてさらにパワーアップしている。能力検査では馬体が減っていた点を飯田良弘調教師は気にしていたが、見た目には細く映らず、動き自体は軽快かつパワフル。万全の状態に仕上がったと見る。持ち前の先行力を発揮して三冠初戦をもぎ取る。

○1 ニシケンボブ(牡、高本友芳厩舎)は前走の兵庫ユースカップで3着に敗れたが、距離不足によるところが大きかった。転入当初からなかなか馬体が増えない点はあったが、前走で460キロ台まで回復しており、さらに当日はプラス体重で出せそうだと高本友芳調教師は見ている。コーナーの進みが遅く内枠で包まれる点は心配だが、前走以上の末脚を繰り出す。

▲5 ヒメツルイチモンジ(牝、新子雅司厩舎)は2戦2勝で挑んだ園田ジュニアカップで3着に敗れたが、スタートで出遅れたもので力を出し切れなかっただけ。その後は休養を挟んで直前に姫路のレースを勝利して、さらに気配は上向いている。スタミナが豊富で消耗戦にも向いている。あとは発馬が決まるかどうかだろう。

☆9 ベラジオソノダラブ(牡、坂本和也厩舎)は兵庫若駒賞、兵庫ユースカップを制しており実績最上位。折り合いが難しく1700メートルで結果が出ていない点が気になり評価を下げたが、園田ジュニアカップでスマイルミーシャに唯一最後まで抵抗できたのはこの馬であり、乗り方ひとつで逆転できる力はある。

△6 ビキニボーイ(牡、飯田良弘厩舎)は強行ローテーションだが兵庫ユースカップ2着、そして前走の3歳A特別を快勝しており勢いが感じられる。距離延長も歓迎で、兵庫ダービーへ向けて出走権を取りたいところだ。

勢いで侮れないのは△8 タオロマイ(牡、盛本信春厩舎)。右にもたれる面があり、完成されるのはまだまだ先になりそうだが、前走は同日古馬B2と同じ時計で走っており素質はここでも引けを取らない。永井孝典騎手と初コンビになるが、調教パートナーが永井騎手でテン乗りの心配はいらない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 3→1・5・9・6・8(5点)
3連単(1軸流し) 3→1・5・9・6・8(20点)

菊水賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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