レース展望・予想

実績断然ガンケンから狙う「ヤマトポーク特別」(姫路競馬)

2023/02/16

16日(木)の姫路競馬メイン第11レースに「ヤマトポーク特別」(A1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。

◎5 ガンケン(牡7、新子雅司厩舎)は転入前にJRAのオープンで活躍していた実績馬。転入前の成績から頭打ちだった印象もあるが、着差は1秒前後で大きく負けておらず、兵庫のオープン相手なら大いばりとなるだろう。追い切りの動きは抜群で「小回りの適性が高そうだ」と新子雅司調教師は話している。地元の一線級は来週の兵庫ウインターカップに出走するため今回はメンバーが手薄。先行策から押し切る。

○12 プレイヤーズハイ(牡7、小牧毅厩舎)は前走の白銀争覇ではスタートで大きくつまずく不利があったが、後方から追い上げて見せ場をつくった。今回も大外枠を引いた点はプラスで、再び末脚発揮といきたい。

▲6 アメリカンベイビー(牡6、飯田良弘厩舎)は前走もさることながら、2走前に58キロを背負ってペルチャンに勝利した競馬が強い内容で、A1でも勝ち負けできる力はある。今回は主戦の吉村智洋騎手がNARグランプリの表彰式典に出席するため騎乗できないが、ハナを主張して自分の形に持ち込みたい。

☆2 イルティモーネ(セン10、石橋満厩舎)は今回も展開待ちの競馬になりそうだが、前走は上位2頭に最後まで食らいついて3着に入っており、状態は悪くない。3走前に勝利した時と同じ下原理騎手とのコンビ復活で一発を狙う。

△1 ハナブサ(牡6、森澤友貴厩舎)は当初兵庫ウインターカップに出走予定だったが、賞金順でボーダーライン上にいたために回避して、ここへ回ってきた。しかし今回は最内枠、58キロと条件がかなり厳しくなった。地力の高さは認めるところで、どこまでカバーできるか。

△8 バルボア(牡6、栗林徹治厩舎)は前走アメリカンベイビーにハナを奪われたが、砂の深い内枠で条件が悪かった。ここでも自分の形に持ち込めるかどうかが鍵になるが、有力馬が内に入ったなかで外寄りの偶数枠に入った点は有利。大駆けがあるならこの馬か。

<おすすめの買い目>
馬単 5→12・6・2・1・8(5点)
3連単(1軸流し) 5→12・6・2・1・8(20点)

ヤマトポーク特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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