レース展望・予想

強敵不在でアサップに勝機「寒菊賞」（水沢競馬）

2022/12/13

13日（火）水沢競馬メイン第11レースは、2歳重賞「第21回寒菊賞」（2歳、水沢競馬場1600メートル）。

◎8 アサップ（牡、佐藤浩一厩舎）はデビュー4戦目の盛岡1200メートルを勝ち、芝からダート変更となった重賞・若鮎賞で4着。以降は掲示板確保が一杯でしたが、2走前を快勝で2勝目。前走の太夫黒特別では2番人気に支持されましたが、スタートで出遅れたのが致命傷。同僚・ケープライトの4着に終わりました。当初、7戦6勝フジラプンツェルの出走登録がありましたが、東京2歳優駿牝馬に選ばれたため出走を見送り。アサップは絶好の勝機を迎えました。待望の重賞タイトルを獲得し、金杯へ向けても弾みをつけたいところでしょう。

○6 アシモトヨシ（牝、千葉博次厩舎）は盛岡ダート1000メートル・新馬戦を勝ち上がり、重賞・ビギナーズカップはフジラプンツェルの3着。以降も重賞路線を歩んでいます。詰めの甘さがネックですが、直線で確実に台頭。流れ次第では突き抜けるシーンまで。

▲5 セイレジーナ（牝、板垣吉則厩舎）は大敗を喫したのは前々走11着のみ。前走の太夫黒特別で2着を確保して軌道修正に成功しました。差し競馬を身につけたのも収穫です。自在脚質で首位を狙います。

△2 ペルトラン（牝、佐藤雅彦厩舎）は芝で1勝をマークしましたが、ダート戦でも上位を確保。シャープな切れが武器です。

△9 クラベルブランコ（牝、畠山信一厩舎）は北海道で6戦未勝利から転入後、早々と3勝。マイルへの対応がカギを握ります。

△7 リュウノアスラーム（牝、板垣吉則厩舎）は門別1000メートル・新馬戦を快勝。以降は伸び悩んでいますが、地力は上位。

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馬単　8→6・5・2・9　6・5→8（6点）
3連単（フォーメーション）　6・8→2・5・6・8→2・5・6・8・9（18点）

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（文／松尾康司）


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