レース展望・予想

角田コンビ・ブラーバックの変わり身期待「FR名古屋第3戦」(名古屋競馬)

2022/12/16

12月16日(金)の名古屋競馬メイン第10レースは「ヤングジョッキーズFR名古屋 第3戦」(C級、名古屋競馬場1500メートル)。

名古屋のジョッキー競走は馬の力量差がないように番組編成されるため、すべての人馬に平等にVチャンスがある。

当然紙一重のV争いだが、◎11 ブラーバック(牝3、JRA・角田大河騎手)&角田輝也調教師コンビに好機が到来。最近2走は1、4番と内めの枠からのスタートで、馬場の重たいインコースを通らされるなど走りにロスが生じていた。大きくつまずく不利がありながら、外の8枠11番から二の脚の速さやキレを生かして鮮やかに抜け出した転入初戦の3走前が力の基準値。事実、中央在籍時には芝ながら新馬戦2着を含めて4戦で3度も入着を果たしている。スタートに課題が残るなど、随所に若さとモロさはあるが、潜在能力の高さは相当。レースがしやすい大外枠から流れに乗って運べば一撃が可能。

軸という点ではシャープな差し脚好調な○6 ラビットライト(牝3、JRA・水沼元輝騎手)がしのぐ。一般格付後、1、2、2、3着と、後方からでも決まって直線で末脚を伸ばして勝ち負けしてみせる。先行馬が多い構成の上、より勝ちにこだわるジョッキー競走のレース性質から速い流れが予想され、展開は差し馬に向く。そのような流れになれば直線一気に突き抜ける。

好位キープからしぶとい脚が使えて成績が安定する▲1 ブラザリーラヴ(牡3、兵庫・大山龍太郎騎手)、△4 サマーサンシャイン(牝3、JRA・佐々木大輔騎手)はともに馬券に欠かせない。

穴は△10 フルーガル(牝4、佐賀・金山昇馬騎手)の一発。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 11⇔1・4・6・10(8点)
3連単(フォーメーション) 11→1・4・6・10→1・4・6・10 1・4・6・10→11→1・4・6・10(24点)

ヤングジョッキーズFR名古屋 第3戦の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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