レース展望・予想

上積みばかりスプリングメドウ「ダリア特別」(名古屋競馬)

2022/09/16

9月16日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「ダリア特別」(A級2組、名古屋競馬場1700メートル)。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦模様だが、前走から上積み材料が多い◎9 スプリングメドウ(牡4、井手上慎一厩舎)を狙い撃ちだ。典型的差し馬で距離不足の当地1500メートル戦では【0・0・2・3】と成績今イチだが、ゆったりレースが流れる1700メートルに延びると【2・0・0・0】と一変し、シャープな差し脚を繰り出せる。昨年の東海ダービー3着馬で、主戦場はマイル以上の中距離。前走も直線鋭く伸びて勝ち馬まで0秒5差5着まで迫ったが、スピード負けする1500メートルでは善戦止まり。しかも強豪ぞろいのオープン特別でもあった。ただ今回、距離は200メートル延長し得意の1700メートル。さらに条件が緩和されて2組にも下がった。中間の追い切りの動き、気配も上々。好機をものにしたいところだ。

前走2組からの臨戦が多いのが特徴のひとつだが、なかでも○8 スターインパクト(牡4、竹下太厩舎)に注目したい。前走は勝負どころ手前から内に包まれて動けず、仕掛けたのは直線を迎えてからと不利が目立つレースだった。距離は問わないタイプでスムーズに流れに乗れれば反撃必至だ。

同じ前走2組を勝ち切ったのは▲1 マイネルヘルツアス(セン5、今津博之厩舎)。展開が向いた面はあったが、ようやく善戦止まりに終止符を打ち、移籍後初勝利を挙げた。元来、中距離を主戦場としており、200メートルの延長も望むところだ。

ひと息入れた効果で調教気配がアップする△6 パピタ(牡3、錦見勇夫厩舎)に、堅実駆けに定評ある△4 コトブキハウンド(牡7、櫻井今朝利厩舎)もV圏内。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔1・4・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・4・6・8→1・4・6・8 1・4・6・8→9→1・4・6・8(24点)

ダリア特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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