レース展望・予想

エッシャー念願の重賞初制覇なるか「ベイスプリント」（名古屋競馬）

2022/09/15

9月15日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「第3回ベイスプリント」（名古屋競馬場920メートル）。

北陸・東海の超短距離交流重賞に名うてのスプリント巧者たちが集まって見どころ多い好バトルだ。主役は前哨戦の超短距離オープンを制した◎11 エッシャー（セン8、瀬戸口悟厩舎）。スタートセンスがあって定評がある二の脚の速さでサッと2番手をキープ。そしてゴーサインが出されてからしっかり末脚を伸ばし、余裕十分の2馬身半差Vで仕留めた。着差以上の力強い内容と抜群の好時計マークで短距離適性を改めて示した前走だった。直前の追い切りでは軽快な脚さばきを見せて、依然好ムードをキープ。レースの流れに乗りやすい外枠スタートも願ったり。念願の重賞初制覇に視界が広がる。

6月の日本海スプリントを制した○1 ナムラムツゴロー（牡7、坂口義幸厩舎）が短距離重賞2勝目をうかがう。その後の地方全国交流・習志野きらっとスプリントでは見せ場なく8着に終わったが、鼻出血のアクシデントで度外視できる。併せ馬の最終追い切りでは遅れたが、直線の決め脚勝負に持ち込めれば金沢の再現も可能。

転入馬▲5 ブレイクフリー（牝6、角田輝也厩舎）はいきなり警戒が必要。レベルの高い南関東、兵庫で上々の戦歴を残し、6月の園田FCスプリントでも3着に逃げ粘った韋駄天。直前追い切りも動き、いきなり臨戦態勢が整っているようだ。

転入2戦目で上積み大きい△10 ミラクルチューン（牝6）に、テンの速さは折り紙付きの△4 スノールナ（牝4）の榎屋充厩舎勢2頭もV圏内。

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馬単（マルチ）　11⇔1・4・5・10（8点）
3連単（フォーメーション）　11→1・4・5・10→1・4・5・10　1・4・5・10→11→1・4・5・10（24点）

ベイスプリントの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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