レース展望・予想

伸び盛りの3歳馬マーミンラブに注目「成巽閣庭園特別」(金沢競馬)

2022/09/13

今週まで日、火曜日で開催されている金沢競馬。9月13日(火)のメインカードは最終第12レースで争われる「成巽閣庭園特別」(A2級一組、金沢競馬場1500メートル)で、今開催から一般入りとなった3歳勢が果たしてA級でも通用するか注目されます。

◎3 マーミンラブ(牝3、中川雅之厩舎)は前走のサラブレッド大賞典で先手を奪ってペースを握り、2周目4コーナーで内から伸びてきたスターフジサンに交わされながらも、直線で食らいついて2着に粘り込みました。息を入れながら逃げる作戦に打って出た中島龍也騎手の好プレーもありましたが、直線半ばで伸び返した内容に佐賀の3歳重賞戦でもまれて培った底力を感じました。2走前の転入初戦でC2級を勝ったばかりなのにいきなりのA級入りは条件的に楽ではありませんが、伸び盛りの3歳馬だけに楽しみはあります。中1週でA級馬相手にも粘り腰を発揮できるなら、さらに活躍の場は広がりそうです。

○4 ポーラーサマー(牡5、金田一昌厩舎)は前走のA2級二組で、直線内を突いて一気に先頭へ抜け出すと、外から伸びてきたデビルスダンサーにクビ差競り勝って、5月以来となる白星を飾りました。一瞬の切れ味を上手く生かした吉原寛人騎手の好騎乗も光りましたが、夏場の暑さから徐々に立ち直ってきています。その後は1カ月ほどレース間隔が空きましたが、長めに乗られて追い切りもしっかりかけられて引き続き気配は悪くありません。再びA2級一組にクラスは上がりますが、復調してきた今の状態なら連勝も狙えそうです。

▲2 アポロリリー(牝5、高橋俊之厩舎)は中央1勝クラスから戻ってきて再転入初戦から注目を集めましたが3着でした。連対は果たせませんでしたが、直線では外から伸びてきたサウスブルーグラスとゴール寸前まで叩き合ってクビ差の次位争いを演じており、金沢A級でもやれる手応えをつかみました。馬体重が思ったよりも増えていなかったことから強めの追い切りをかけていませんが、420キロ台に馬体重が回復するなら直線もうひと伸びできても不思議ではありません。

△9 アットザヘルム(牡8、中川雅之厩舎)は前走のA2級一組で、3コーナーから早めに仕掛けて4コーナーを先頭で回り、追いすがるアポロリリーら後続を突き離して、A級入り後初白星を飾りました。今回も1500メートル戦と勝っても条件が変わらなかったのは好材料で、今回も4コーナー先頭で回ることができれば勝機はありそうです。

△7 スペシャリティ(牝4、鋤田誠二厩舎)は前走先手争いに遅れをとってしまい後方からの追走になりましたが、勝負どころから一気に脚を伸ばして、ゴール前では勝ったイクゼファイターズにアタマ差まで迫る2着と健闘しました。1500メートル戦は初めてになりますが、今回も差す競馬ができるなら距離克服は可能かもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔4・2・9・7(8点)
3連単(フォーメーション) 3→4・2・9・7→4・2・9・7 4・2・9・7→3→4・2・9・7(24点)

成巽閣庭園特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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