レース展望・予想

未勝利脱出なるかサイキョウノオンナ「能登七ツ島賞」(金沢競馬)

2022/08/30

8月最後の金沢競馬は30日(火)で、2日目が開催されます。注目レースは第9レースのJRA交流「能登七ツ島賞」(3歳・中央未勝利、金沢競馬場1500メートル)で、金沢で行われる今年最後の未勝利戦にハイレベルなメンバーが顔をそろえました。

◎1 サイキョウノオンナ(牝、JRA・松山将樹厩舎)は鋭い末脚を武器にこれまで中央未勝利で2、3着各1回と馬券に絡んでいます。ここ2走は掲示板に届いていませんが、地方交流レベルなら能力は一枚上の存在です。4月から使い詰めでやや歩様に硬さは見られますが、美浦の坂路コースで4日置きに追い切り時計を出していて元気はありそうです。テン乗りでも結果を出すことが多い中島龍也騎手の導きで、悲願の未勝利脱出を狙います。

○10 テリオスリノ(牝、JRA・松下武士厩舎)もこれまで2着1回と中央未勝利で連対があります。中団から差してくるだけでなく、3走前には先行するスピードも見せており、地方の小回りコースは合いそうです。こちらも5月から使い詰めですが、栗東の坂路コースを軽快に駆け上がり、合格ラインの追い切り時計は出しています。外枠に入ったことも歓迎で、逃げた馬をにらみながら外目好位からレースを運ぶことができれば、直線抜け出しが図れそうです。

▲3 エスグラシア(牝、JRA・吉村圭司厩舎)も素材の良さを感じます。7月末にようやくデビュー戦に漕ぎ着けた遅咲きですが、スタートを決めて2番手に付けると4コーナーまで先団に食い下がるスピードを見せました。直線に入ると7着まで下がってしまいましたが、既走馬相手に見せ場を作ったのは素質がある証拠です。半兄が中央のダート中距離重賞で善戦しているオメガレインボーという血統的な背景から奥は深そうで、金沢でも好ダッシュを決めて持ち前のスピードを生かすレースができるなら、あっさり勝ち上がっても不思議ではありません。

△7 ペイシャアート(牝、JRA・土田稔厩舎)もここ3戦は後方から追い上げる脚を見せてひと桁着順が続いています。脚質的に1500メートル戦に距離が延びるのは良さそうで、先手争いが激しくなって前崩れの展開になるなら、直線伸びてくるシーンは考えられます。

地元勢では△5 スールトウショウ(牝、佐藤茂厩舎)に期待です。中央未勝利から移籍後3連勝中と金沢入り後は本格化しています。逃げた馬をゴール前できっちり交わした前走の勝ちっぷりから、ハイレベルなJRA勢が相手でも好勝負できるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔10・3・7・5(8点)
3連単(フォーメーション) 1→10・3・7・5→10・3・7・5 10・3・7・5→1→10・3・7・5(24点)

能登七ツ島賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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