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レース展望・予想
ジュランビル中心に南関東勢の争い「イヌワシ賞」(金沢競馬)
2022/08/23
8月23日(火)に開催される金沢競馬のメインは最終11レースで争われる地方全国交流「第18回イヌワシ賞」(金沢競馬場2000メートル)です。10月4日に行われる白山大賞典JpnIII(2100メートル)へのトライアル戦で、今年は地元馬の回避が相次いだため、6頭立ての少頭数になりましたが、昨年同様に南関東から参戦してきた4頭が人気を分けそうです。
大井から参戦の◎4 ジュランビル(牝6、大井・福永敏厩舎)は中央の芝とダートの短距離戦で4勝を挙げた快速馬です。転入初戦で挑んだ園田・兵庫サマークイーン賞でも注目されましたが、スタートで躓いてしまい5着に敗れました。本来の先行スピードは発揮できませんでしたが、後方からの追走になっても直線に向けば馬群を割って伸びてきており、差す競馬でもこなせることが分かったのは収穫でした。その後はここ目標に小林牧場で乗り込まれ、直線では前走以上の鋭い動きを見せています。2000メートル戦は初めてとなりますが、逃げた馬をにらみながら2番手で終始レースを進めることができれば、瞬発力の違いで直線先頭へ抜け出せそうです。
川崎の○1 アイアムレジェンド(牡6、川崎・内田勝義厩舎)は昨年のこのレースの覇者ですが、今年は長期休養もあってやや順調さを欠いています。約10カ月ぶりの実戦となった2走前の中原オープンは後方のまま13着と見どころはなく、前走のA2下準重賞・スパーキングサマーチャレンジでも、外め好位3番手につけながら3コーナー手前で手応えが怪しくなり最下位の6着でした。とはいえ、スタートから競り掛けられながらも突き放して後続を振り切ってしまった昨年の強い勝ちっぷりから見限ることはできません。2年連続でこのレースを勝っている吉原寛人騎手の導きで復活Vが飾れるか注目を集めます。
浦和から参戦の▲5 タカジョー(牡4、浦和・宇野木博徳厩舎)も侮れません。まだB級の身ですが、2000メートルはこれまで5戦4勝、2着1回と連対を外していません。4月に笠松で行われたオグリキャップ記念に格上挑戦した時は9着に敗れましたが、その時も2周目3コーナーまでは先頭を走ってレースを引っ張り、見せ場を作っています。昨年名古屋に在籍していた時に騎乗していた岡部誠騎手が金沢へ駆けつけてくれるのも心強く、下克上があるかもしれません。
大井の△6 テルペリオン(牡8、大井・高橋清顕厩舎)は先月末の金沢スプリントカップに続いての金沢参戦です。前走は直線半ばで外から伸びてきた勝ち馬に交わされて2着でしたが、4コーナー内からしぶとく脚を伸ばして馬群を抜け出した時には勝ったかと思わせる勢いでした。中央在籍時は2000メートル前後の距離ばかり使われていただけに、復調のきっかけをつかんだ金沢で再度激走があっても不思議ではありません。
地元から唯一の参戦となる△3 ブルベアパンサー(牡8、菅原欣也厩舎)は、初の2000メートル戦の上に実績面でも見劣りますが、走るごとに追い切りの動きは良くなっています。終始コースの内側を走って遠征勢に食い下がれるかがポイントになります。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 1・4→1・3・4・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 1・4→1・4・5→1・3・4・5・6(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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