レース展望・予想

負けられないグランパラディーゾ「読売レディス杯」(金沢競馬)

2022/08/02

グランダム・ジャパン2022 古馬シーズンの第5戦「第40回読売レディス杯」(3歳以上牝馬、金沢競馬場1500メートル)が、8月2日(火)の金沢競馬最終第12レースで争われます。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止となり、11月に地元馬のみで行われましたが、今年は再び地方全国交流として実施されます。大井から2頭、川崎から1頭、岩手から1頭、笠松から2頭の計6頭が遠征してきました。

これまでこのレースを3度制している大井からは今年も強豪牝馬が参戦してきました。◎5 グランパラディーゾ(牝4、大井・渡邉和雄厩舎)は元中央3勝馬で、転入初戦でいきなりダートグレード競走のスパーキングレディーカップJpnIII(川崎1600メートル)へ挑みましたが、終始好位3番手をキープして4コーナー外に持ち出すと、前を行く2頭に並び駆けるかと思われる手応えでした。結果的には直線で伸び切れず5着でしたが、1600メートル戦でも見せ場をつくれたのは収穫で、地方の馬場でもやれる感触をつかみました。その後はここを目標に小林牧場の坂路コースで乗り込まれ、前走以上の反応の良さを見せています。佐賀ヴィーナスカップと兵庫サマークイーン賞を勝って現在グランダム・ジャパン古馬シーズンの首位に立つ浦和のダノンレジーナを追い掛けるためにも、金沢でしっかり勝ってポイントを上積みしたいことろです。

もう1頭大井から参戦の○9 アルコレーヌ(牝5、大井・藤田輝信厩舎)も元中央3勝馬で、転入2戦目まで大敗続きでしたが、浦和のしらさぎ賞で3着に逃げ粘ると続く佐賀ヴィーナスカップでは勝ったダノンレジーナの2着に粘り込みました。その後は疲れが出てしまい今回は2カ月ぶりの休み明けになりますが、小林牧場の坂路コースでは前走時と変わらない素軽い動きを見せていて出走態勢は整っています。グランパラディーゾを終始マークしながらレースを進めて直線の追い比べ勝負に持ち込みます。

岩手から参戦の▲8 ゴールデンヒーラー(牝4、岩手・佐藤祐司厩舎)は地元生え抜きでこれまで重賞で5勝しています。ダードクレード競走にも参戦していて、昨年末の船橋クイーン賞JpnIIIでも7着に追い上げてきました。前走の一條記念みちのく大賞典(水沢2000メートル)でも2着に逃げ粘りましたが、岩手の最優秀短距離馬に選ばれたこともあって、1600メートルまでの短い距離には自信をもっています。大井勢を抑えて先手を主張して4コーナーを先頭で回ることができれば、際どい勝負になるかもしれません。

川崎から参戦の△11 ロカマドール(牝6、川崎・山崎尋美厩舎)は昨年の佐賀ヴィーナスカップの勝ち馬で、名古屋の秋桜賞でも2着に追い上げて、グランダム・ジャパン2021古馬シーズンで2位でした。今年はまだ連絡みがありませんが、金沢で持ち前の末脚が発揮できれば、復調のきっかけがつかめるかもしれません。

地元勢では△6 ベニスビーチ(牝4、中川雅之厩舎)に期待です。笠松から戻ってきて重賞で勝ち切れないレースが続いていましたが、前哨戦の金沢クイーン賞を快勝してリズムは上向いています。相手なりに走れる器用さを生かして遠征勢に一矢報いたいところです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→9・8・11・6(4点)
3連単(1軸流し) 5→9・8・11・6(12点)

読売レディス杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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