レース展望・予想

サラブレッド大賞典へ向けての一戦「石川門カップ」(金沢競馬)

2022/07/19

月、火曜日の連続で開催されている今週の金沢競馬。7月19日(火)のメインカードは、第11レースの金沢デビューの3歳馬で争われる準重賞「石川門カップ」(金沢競馬場1700メートル)です。勝ち馬には9月4日の3歳重賞・サラブレッド大賞典への優先出走権が与えられます。

◎2 スターフジサン(牝、加藤和義厩舎)は前走再び古馬との対戦になりましたが、逃げた馬を前に見ながら2番手からレースを進め、4コーナーで交わして直線先頭に立つと、後続を並ばせることなく押し切りました。B1級馬も撃破して4戦連続連対中と好リズムに乗っています。2走前の石川ダービーでは直線外から伸びて2着と今回の顔ぶれでは最先着を果たしており、地元デビューの3歳勢では抜けた存在。今回も先行策は容易なメンバー構成で、好位からレースを運んで4コーナーを先頭で回ることができれば後続は突き放せそうです。

○8 サエチ(牝、高橋俊之厩舎)は2連勝を挙げて挑んだ前走の石川ダービーでも先手を奪うレースに徹して4着に粘り込みました。激走後とあってその後は疲れを癒やすため1カ月ほどレース間隔が空きましたが、調教では変わらない動きを見せています。1700メートル戦は初めてになりますが、2000メートルの石川ダービーでも逃げて最後まで脚が上がらなかったことから、今回もペースを握って快速ぶりを発揮できれば、ゴール前踏ん張って際どい勝負に持ち込めそうです。

▲3 キープクライミング(牝、中川雅之厩舎)は前走の石川ダービーでも馬体重を減らしてしまい、5着と力を出し切れませんでした。攻め駆けするタイプで、今回はあえて追い切りをかけずに馬体重の回復に努めています。3月に行われた今回と同じ条件の若駒賞(1500メートル)で、スターフジサンの猛追を寄せつけずに勝っており、馬体重が戻ってベストな状態でレースに臨めれば、再び先着できるかもしれません。

△7 エヴォラ(牝、佐藤茂厩舎)は石川ダービーでも11着と4月に戦列復帰してから苦戦が続いていますが、2歳デビュー戦から2連勝でJRA認定勝ちを飾った好素材です。メンバーが楽になった今回は復調のきっかけがつかめるかもしれません。

△11 ピースイギー(牝、金田一昌厩舎)はゲートに課題があって成績が安定していませんが、発馬を決めて逃げ切った前走の勝ちっぷりは鮮やかでした。3歳牝馬重賞のノトキリシマ賞でも4着に入着しており、発馬次第では善戦できる力を秘めています。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→8・3・7・11 8・3→2 (6点)
3連単(フォーメーション) 2→8・3→8・3・7・11 8・3→2→8・3・7・11(12点)

石川門カップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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