レース展望・予想

障害巧者イワキダイヤが逃げ切るか「さざなみ特別」（ばんえい帯広競馬）

2022/07/16

7月16日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「さざなみ特別」（B1級-1組混合）が行われます。

3歳馬がわし座特別7着のヘッチャラ（牡3、鈴木邦哉厩舎）、4歳馬が柏林賞2着のマサタカラと4着のイワキダイヤ、5歳馬がB1級-3組4着のアオノソルテ、6歳馬がわし座特別9着のサカノダイヤとB1級-4組2着のジェイエース、7歳馬がB1級-2組4着のフレイムゴールド、9歳馬がB1級-2組5着のブチオ（牡9、今井茂雅厩舎）と3歳の若馬から9歳馬までが揃った一戦になりますが、レース当日の帯広は金曜日からの雨でスピードレースになるのが予想され、勢いある若馬が有利な展開になりそうです。

◎4 イワキダイヤ（牡4、小林長吉厩舎）675キロを本命に推します。柏林賞4着馬です。明けて4歳となってから一段と力をつけた1頭で、今季は7戦して3勝、2着3回、馬券圏内を外したのは前走の柏林賞だけと好調ぶりがうかがえます。前走の柏林賞でも4歳限定で相手は強化していましたが、前半57秒で先行する快速牝馬サクラヒメや1着オーシャンウイナーと並走、障害も1番手で仕掛け、先頭で切るサクラヒメに続いたものの、ゴール前では失速して4着に敗れていますが、常に2番手をキープした先行力は見せ場十分でした。今回は重量も前走時より15キロ軽い675キロなら、障害巧者であるこの馬の逃げ切りが期待されます。

○1 ジェイエース（牡6、平田義弘厩舎）670キロが対抗です。近走は1、2番人気に支持されていましたが、3走前はバウンティハンターから7秒2差の4着、2走前はブチオから5秒5差の6着、前走はミノルシンザンから9秒1差の2着と着差は10秒以内で、大きく崩れてはいません。

▲8 マサタカラ（牡4、金田勇厩舎）675キロが3番手です。今季2勝を挙げている末脚自慢です。やや展開に左右される所が見られますが、先行するイワキダイヤやジェイエースを中団から差し込むのが勝ちパターンで、障害の仕掛けをためる事ができるかがポイントになります。

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3連単（フォーメーション）　4→1→8・5・6（3点）

さざなみ特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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