レース展望・予想

巻き返しを狙うクイックファイア「金沢鼓門賞」(金沢競馬)

2022/07/05

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。7月5日(火)のメインカードは第11レースの「金沢鼓門賞」(A級以下B1級以上準重賞、金沢競馬場1400メートル)で、勝ち馬には7月26日に行われる地方全国交流「金沢スプリントカップ」への優先出走権が与えられます。

連日の猛暑も影響して5頭立てとさみしい頭数になりましたが、◎2 クイックファイア(牡7、佐藤茂厩舎)にとっては百万石賞からの巻き返しを狙う絶好の機会になりました。B1級→A2級→A1級と3連勝を挙げて挑んだ前走の百万石賞でしたが、逃げたハクサンアマゾネスのペースに2周目向正面から付いて行くことができず5着に敗れました。その後はレース間隔を空けて鍛え直され、追い切りでは前走時以上の時計をマークしています。1400メートル戦は今年2月まで在籍していた名古屋の名古屋記念以来で、その時は後方のまま7着に敗れていますが、積極的に運べるようになった今の状態ならスピードを生かすレースができそうです。発馬を決めて後続を引き連れながら4コーナー先頭で回ることができれば、直線突き放して押し切ってしまいそうです。

クイックファイアにとって強敵になるのは同僚の○5 トウショウデュエル(牡10、佐藤茂厩舎)です。前走の百万石賞では後方から追い上げて4着とクイックファイアに先着しており、今季開幕戦からA1級一組で連対を外していないレース内容からまだまだ軽視はできません。年齢的にレース後の回復に時間がかかるため、今回は追い切りをかけずに軽めの調整ですが、底力の違いで差し切っても不思議ではありません。

▲3 イリュージョニスト(牡6、高橋俊之厩舎)は前走のA1級二組で勝ったクイックファイアの3着に追い上げています。5月まで使い詰めだったので、1カ月ほどレース間隔が空けられましたが、追い切りでは最後までしっかり脚を伸ばして悪くない動きを見せています。1400メートルは約1年ぶりになりますが、その時も4着まで追い上げてきており、今回も後方で脚をためて直線伸びれば上位争いに加わってきそうです。

△4 スペシャリティ(牝4、鋤田誠二厩舎)は中央1勝クラスから移籍してきてまだ連絡みはありませんが、中央在籍時は1200メートル以下の短距離ばかり使われており、1400メートルに距離が短縮されるのは歓迎です。A1級馬との対戦は初めてとなりますが、距離を味方に善戦することできれば、金沢でも活躍できるきっかけがつかめそうです。

△1 ファクタークニアキ(牡5、加藤和宏厩舎)はこれまで金沢の1400メートル戦で連対はなく、2走前のスーパースプリント賞(900メートル)でも最下位と距離が短い忙しいレースは苦戦していますが、得意な雨馬場になるなら前残りが図れるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→5・3・4・1 5→2(5点)
3連単(フォーメーション) 2・5→2・5→3・4・1(6点)

金沢鼓門賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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