レース展望・予想

唯一の3歳馬パピタが逃げ切るか「ゆり特別」(名古屋競馬)

2022/07/07

7月7日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「ゆり特別」(A級2組、名古屋競馬場1700メートル)。

上位馬の評価差はわずか。ただ1頭の3歳馬◎3 パピタ(牡3、錦見勇夫厩舎)のフレッシュパワーから狙いたい。先の東海ダービーでは高い先行力としぶとい走りを披露。価値のある3着に粘り込んでみせた。それも好走パターンの逃げではなく、控える競馬で、2走前のA級5組特別(2着)に続いて馬券貢献した点に、成長ぶりと好調さがうかがえた。古馬とのA級戦ではまだ勝利がないが、差しタイプが多い構成。行こうと思えば先制可能な有利なメンバーと言える。マイル以上の距離でも勝利はないが、2000メートルの東海ダービー3着を考えれば、大きな問題ではない。直前の追い切りでは軽快な脚さばきを見せて変わらない好調さをアピール。マイペースの逃げに持ち込んで古馬相手にA級初勝利だ。

最大のライバルは○8 ケンシ(牡5、安部幸夫厩舎)。前走は3着に終わったが、初めてのオープン挑戦だっただけに逆に地力アップを示す走りだった。自己条件に戻った2組への参戦。差し勝負に持ち込んで逆転を狙う。

A級昇級後は4戦連続して1500メートル戦だが、▲9 ユキプロスパー(牡4、角田輝也厩舎)はマイル以上の距離に良績が多い。近況ムードもよく馬券に欠かせない。

スタートに課題も中央戦歴から上位での活躍が期待できる△4 ダノンボヌール(牝5、安部幸夫厩舎)もV圏内。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔1・4・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・4・8・9→1・4・8・9 1・4・8・9→3→1・4・8・9(24点)

ゆり特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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