レース展望・予想

初ダートでも素質上位コイニオチテ「能登舳倉島賞」(金沢競馬)

2022/06/07

日、火曜日で開催されている今週の金沢競馬。6月7日(火)の注目カードは第8レースのJRA交流「能登舳倉島賞」(3歳・中央未勝利、金沢競馬場1500メートル)です。前回の能登里山里海賞に続いて地元からの参戦はわずか1頭で、今回も中央勢同士の争いになりそうです。

◎1 コイニオチテ(牡、JRA・森秀行厩舎)は2歳新馬戦から先手を奪うスピードを見せて5着に入るなど、スタートダッシュの速さには定評があり、中央1勝クラスへ格上挑戦したほどでした。今年2月に佐賀で行われたJRA交流戦で地方コース初登場するはずでしたが、馬場入りの際につまずいてケガをしてしまい無念の競走除外に。その後放牧先でしっかり乗り込まれて、今回の金沢が仕切り直しとなりました。もともと攻め駆けするタイプですが、古馬1勝クラスと坂路コースで併せられた本追い切りでは先着する動きを見せています。初めてのダートに戸惑わなければ、あっさり逃げ切ってしまうほどの素質は秘めています。

○7 メルト(牡、JRA・的場均厩舎)は、ここまで14走と今回のJRA勢の中では一番レース経験が豊富で、1700~1800メートルのダート中距離戦で3着に2回粘った実績があります。地方交流戦には初参戦となりますが、ここ3戦はハナを切るスピードを見せていることから、地方の小回りコースは問題なさそうです。2番手からでもレースはこなしており、逃げるコイニオチテに外から食い下がっていければ、逆転のチャンスはあります。

▲2 ジョーヌヴェール(牝、JRA・庄野靖志厩舎)は2走前の笠松で行われたJRA交流戦で先手争いで遅れをとりながらも、直線外から盛り返して2着に入った内容が光ります。前走の阪神ダート1200メートル戦では先手争いに巻き込まれて13着に失速してしまいましたが、地方交流戦に戻るなら見直しは必要です。引き続き栗東の坂路コースを駆け上がる動きは悪くなく、逃げた馬が失速する流れになるなら、直線抜け出してきそうです。

△5 グラフィティウォー(牡、JRA・小西一男厩舎)も地方交流初参戦で、デビュー戦からダート1800メートル戦ばかり走っていますが、常に前へ行く先行スピードは見せており、地方の小回りコースは合いそうです。中央ではレース後半の踏ん張りに課題があるため、距離が1500メートルに短縮されることはプラスになるかもしれません。

△3 テーオーロワ(牡、JRA・濱田多實雄厩舎)も中央では失速続きですが、地方交流戦のペースなら追走に手こずることはなさそうです。栗東の坂路コースで行われた追い切りでは併走馬に先着するなどこれまで最高の動きを見せており、金沢で一変する可能性はあります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔7・2・5・3(8点)
3連単(フォーメーション) 1→7・2・5・3→7・2・5・3 7・2・5・3→1→7・2・5・3(24点)

能登舳倉島賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)

 


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