レース展望・予想

チョコレートミルクが巻き返すか「菖蒲特別」(金沢競馬)

2022/06/05

6月最初の金沢競馬は5日(日)に開催されます。注目カードは第9レースの「菖蒲特別」(3歳A1組、金沢競馬場1500メートル)で、ここを勝って次開催の21日に行われる石川ダービーへ挑みたいメンバーが顔をそろえました。

◎2 チョコレートミルク(牡、松野勝己厩舎)は2開催前の3歳A1組で3連勝を目指しましたが、好位3番手で追走しながら3コーナーで手応えがいっぱいになってしまい4着に敗れました。連闘策だったため疲れが出てしまったようで、前走後は1カ月ほどレース間隔を空けて立て直しが図られました。それほど速い時計ではありませんが、追い切りもこなせるようになるまで回復しており、出走態勢は整っています。石川ダービーに挑むためにはここがラストチャンスで、しっかり好位から直線抜け出して巻き返したいところです。

○7 スピリットサント(牡、佐藤茂厩舎)は転入初戦勝ちを飾った好素材で、3歳A級に昇級後は3、2着と勝ち切れていませんでしたが、前走の3歳A4組では3コーナー外から伸びて4コーナーで先頭に立ち、そのまま直線押し切って2勝目を挙げました。引き続き追い切りの動きは良く、1500メートル戦もコンスタントに1分37秒台で駆けている先行スピードから、A1組にクラスが上がっても好勝負できそう。ここも勝って勢い良く石川ダービーに挑めるか注目です。

▲3 サエチ(牝、高橋俊之厩舎)は、3歳牝馬重賞のノトキリシマ賞では7着に失速しましたが、自己条件に戻った前走の3歳A3組を逃げ切って巻き返しに成功しました。現状では1400メートル戦の方が相性は良さそうですが、以前に比べて1500メートル戦でも踏ん張れるようになってきており、今回もペースを握って4コーナーを先頭で回ることができれば、際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

△5 カルラファクター(牝、金田一昌厩舎)も先手を奪って逃げることができれば強さを発揮するタイプ。こちらは1500メートル戦の方が得意で、4月に連勝を飾って以降勝ち切れていませんが、先手争いを制して後続を引き離して逃げることができれば、前残りが図れそうです。

△8 エヴォラ(牝、佐藤茂厩舎)は4月中旬に戦列へ復帰しましたが6着で、その後も使い込めず今回は復帰2戦目となります。順調さを欠いていますが、2歳デビュー戦から2連勝でJRA認定戦を制したスピードから今回も警戒は必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔7・3・5・8(8点)
3連単(フォーメーション) 2→7・3・5・8→7・3・5・8 7・3・5・8→2→7・3・5・8(24点)

菖蒲特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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