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レース展望・予想
堅実さでミキノプリンス「あじめ峡特別」(笠松競馬)
2022/06/01
6月1日(水)の笠松競馬メイン第10レースはJRA交流「あじめ峡特別」(3歳2組(a)・中央未勝利、笠松競馬場1400メートル)。
前開催の中央交流戦(5月12日第8レース)で地元笠松勢が久々に馬券貢献(3着)して気を吐いたが、中央勢が強さを発揮し続けるトレンドは相変わらず。今シリーズの中央勢は、抜けた存在こそ不在も粒ぞろいの構成。やはりJRA勢上位視がベターだろう。
なかでも中心は堅実駆けに定評ある◎1 ミキノプリンス(牡、JRA・大橋勇樹厩舎)。2歳新馬戦こそ二桁着順(10着)大敗を喫したが、その後5戦を入着2回を含め、すべて一桁着順でまとめる堅実派だ。短距離ダートを主戦場にし、主導権を握ってみせるスピードは、明らかに小回り地方コース向き。ひと息入った2カ月ぶりの実戦復帰だが、中間の併せ馬追い切りで再三先着し、素軽い動きを披露。リフレッシュ効果が十分うかがえる臨戦でもある。念願の初勝利を狙って初の地方遠征。陣営の思惑通りに初勝利を飾るか。
体質の弱さからか、間隔を空けてレースに使われてきた○4 ペルペテュエル(牡、JRA・武藤善則厩舎)が久々に詰めた間隔でレースに参戦。中央で2度の入着経験もあり、地力十分の存在でもある。上がりこそかかったが直前の坂路4ハロン追い切りで好タイムを出し、ひと叩き効果も見込める。有力なV候補に違いない。
仕上がりの良さなら▲8 ウイングブラボー(牡、JRA・服部利之厩舎)。この中間、坂路追い切りで再三好ラップを叩き出して大きくアピールする。発馬に課題を残すタイプにとって8枠スタートも歓迎材料。初めての地方遠征で鮮やかな変身を遂げるか。
地元笠松勢では相手なりに走れる△5 シャイニーメイン(牝、笹野博司厩舎)に一番期待がかかる。1着まではどうかも、直線の追い比べに持ち込めば2、3着なら。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔4・5・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 1→4・5・7・8→4・5・7・8 4・5・7・8→1→4・5・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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