レース展望・予想

距離延長でさらに持ち味生かすマコトガラハッド「邑知潟特別」(金沢競馬)

2021/10/11

今週の金沢競馬も月、火曜日の2日間開催になります。10月11日(月)のメインは第11レースの「邑知潟特別」(A2級二組、金沢競馬場1700メートル)です。転入から2連勝中の元中央3勝馬がいよいよA級の舞台に上がります。

◎8 マコトガラハッド(セン8、金田一昌厩舎)は先月金沢へ移籍してきて、7カ月半の休み明けでも後続を6馬身引き離して転入初戦を圧勝すると、2戦目となった前走も2番手追走から直線抜け出して2連勝を飾りました。いずれも勝ちタイムは優秀で、さすが中央の芝GIIで3着に粘ったことはあります。今回からA級入りとなり距離が1700メートルに延びますが、中央で芝の長丁場ばかり使われていたことから、むしろ歓迎です。前々で運んで直線の追い比べ勝負に持ち込めば、底力の違いで連勝が伸ばせそうです。

○4 カナライズ(牡4、黒木豊厩舎)は前走のB1級準重賞・恋路賞でも1コーナーから先手を主張してペースを握り、3着に粘り込みました。このクラスは2走前の1500メートル戦で4着でしたが、先行して早めに先頭へ抜け出す積極的なレースができれば強さを発揮できます。金沢に来て1700メートルは初めてになりますが、中央在籍時には1800メートル戦を3度経験しており、問題はなさそう。マイペースの逃げに持ち込んで4コーナーを先頭で回ることができれば、後続の追い上げをしのげそうです。

▲1 ノーブルレゼル(牡6、鈴木正也厩舎)は今春から5戦連続連対と好走が続いていました。しかし7月下旬のA2級一組で4着に敗れた後、小松温泉牧場へ短期放牧に出されて立て直しが図られました。約2カ月半ぶりの休み明けとなりますが、調教では抑えきれない手応えで内馬場を駆け巡っています。まだA級で連対したことはありませんが、リフレッシュして気力を蓄えた今の状況なら勝ち負けも期待できます。最内枠から発馬を決めてカナライズとの先手争いを制することができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△3 コハクノユメ(牡6、菅原欣也厩舎)は大井からの転入馬で、今年2月に大井B3の1800メートルで差し切り勝ちを収めています。戦列に復帰した夏場以降は二ケタ着順続きですが、金沢に来てからの追い切りの動きは悪くありません。マコトガラハッドが早めに先頭へ抜け出して後続を大きく引き離す展開になるなら、混戦の次位争いから抜け出してくるかもしれません。

△2 ネイバーアイランド(牝3、鋤田誠二厩舎)は前走のB1級準重賞・恋路賞で直線伸びを欠いて7着に沈みましたが、1700メートルに距離が延びるなら見直しは必要です。後方でじっくり脚をためることができれば、終盤の追い上げにつながりそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔4・1・3・2(8点)
3連単(フォーメーション) 8→4・1・3・2→4・1・3・2 4・1・3・2→8→4・1・3・2(24点)

邑知潟特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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