逃げ切り狙うドルフィンクエスト「初秋特別」（金沢競馬）

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逃げ切り狙うドルフィンクエスト「初秋特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2021/08/29

今週の金沢競馬は日、火曜日に行われ、8月最後の開催になります。サラブレッド大賞典が終了して、3歳馬は次開催から古馬と一緒に走ることになるため、8月29日（日）には1レースからたくさんの3歳条件戦が組まれています。中でも第7レースの「初秋特別」（3歳A1級、金沢競馬場1500メートル）は、古馬に交じっても活躍が期待できる好素質馬がそろって、見応えのある一戦となりそうです。

◎6 ドルフィンクエスト（牡、金田一昌厩舎）は転入初戦を逃げ切って、前走は中央未勝利馬とのJRA交流戦に挑みましたが、9着と厳しい結果に終わってしまいました。しかしJRA勢を抑えて先手争いを繰り広げたダッシュ力の良さは目に付きました。大敗後とあって速い追い切り時計は計時していませんが、転入初戦のように先手を主張してペースを握ることができれば、後続を振り切ってしまいそうです。

○1 ハクサンスプリング（牡、加藤和義厩舎）は兵庫から移籍してきて転入初戦を快勝すると、前走は臆することなくサラブレッド大賞典へ向かいました。格下でしたが、後方から追い上げて4着と重賞初挑戦で掲示板確保を果たし自信を深めました。引き続き追い切りでは最後までバテない動きを見せており、最内枠から早めに外へ持ち出すことができれば、直線脚を伸ばして逃げるドルフィンクエストに迫りそうです。

▲8 ピエナレモン（牡、松野勝己厩舎）は2走前にハクサンスプリングに交わされて2着に敗れましたが、前走はオーミテンペストの猛追をハナ差しのいで、V奪回に成功しました。中央未勝利から転入後まだ連対を外していないスピードは魅力で、ドルフィンクエストを内に見ながら食い下がって行ければ前残りが図れそうです。

△3 オーミテンペスト（牡、中川雅之厩舎）は追い上げが届かずのレースが続いていますが、直線に向けば確実に伸びてくる末脚は魅力です。ドルフィンクエストとピエナレモンが互いに先手を譲らずに道中競り合う展開になるなら、出番があるかもしれません。

△7 シャイニークロレ（牝、野田幸雄厩舎）も伸び悩んでいる感はありますが、強敵相手に2着を外さない走りを続けているのは評価できます。どんな位置取りになっても苦にしない器用さがあり、展開がもつれるなら上位進出のチャンスがありそうです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　6⇔1・8・3・7（8点）
3連単（フォーメーション）　6→1・8・3・7→1・8・3・7　1・8・3・7→6→1・8・3・7（24点）