レース展望・予想

コウエイアンカが再び豪快に差し切る「納涼特別」（園田競馬）

2021/08/05

5日（木）の園田競馬メイン第11レースに「納涼特別」（A1A2、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎2 コウエイアンカ（セン6、保利良平厩舎）は「とにかく元気いっぱい」と保利良平調教師が話すように出来はピカイチ。後方から一気に差し切った前走が圧巻の内容で、今の調子なら連勝を狙える。今回は重賞勝ち馬が4頭そろっており相手が強化された印象だが、「夏は格より出来」という格言があるように状態面を信頼したい。

○1 エイシンエンジョイ（牡6、橋本忠明厩舎）は復帰後3戦の内容がやや物足りないが、もともと夏を苦にしないように調子自体は悪くなく、特に重賞の2戦は相手がそろっていたと見るのが妥当だろう。今回は1230メートル、地元馬限定の一戦で復活を狙う。

▲5 ラガーユミリン（牝7、尾林幸二厩舎）は1700メートルの兵庫サマークイーン賞をパスして得意距離のここを目標に調整された。この1年間一度も掲示板を外していない結果が示すようにレース運びは安定している。今回も先行して最後までしぶとく粘る。

☆8 ペリステライト（牡7、盛本信春厩舎）は中1週で挑んだ前走のJRA1勝クラス交流でも3着に好走したように調子の良さは1、2を争う。差しが届く今の馬場なら引き続きチャンス。

△7 タガノカピート（牝7、新子雅司厩舎）は園田FCスプリントでは出負けして見せ場がなかったが、長期休養明けからなかなか本調子に戻っていなかったことも響いた。今回は調子を取り戻しており、そろそろ復活は近い。自分のペースで運べれば無理してハナにこだわる必要もないだろう。

△10 エッシャー（セン7、田中一巧厩舎）は騎乗停止から復帰初日となる大山龍太郎騎手とのコンビ。兵庫移籍後はまだ結果が出ていないが、テンの速さはトップクラスで、減量を生かしてスイスイ逃げるようだと残り目が考えられる。

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馬単　2→1・5・8・7・10（5点）
3連単（1軸流し）　2→1・5・8・7・10（20点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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