レース展望・予想

水無月特別上位馬の争いで混戦ムード「文月賞」(佐賀競馬)

2021/07/17

17日(土)佐賀競馬メイン第7レースは「文月賞」(B級、佐賀競馬場1800メートル)。

◎6 ジョリルミエール(牝6、柳井宏之厩舎)は、前走の水無月特別(6月27日、1800メートル)がB級特別戦初挑戦で、スタートでダッシュがつかず最後方からの競馬に。直線で追い上げましたが、前3頭の優勝争いからはやや遅れ、エラーブルからコンマ5秒差の4着でした。特別クラス2戦目でペースにも慣れ、前走以上の躍進を期待したいところです。

○3 エラーブル(牝5、大島静夫厩舎)は、前々走のムーンストーン特選(6月14日、1750メートル)を勝ってへB級へ昇級し、初戦から特別戦の水無月特別に挑戦。中団の位置取りから向正面で一気に押し上げると、逃げるテイエムサツマオーに並びかけ、直線で3頭の争いを1馬身抜け出して勝利し、中距離戦を2連勝中です。今回は水無月特別から上位5頭を含み9頭が参戦と相手関係がほぼ変わらず、3連勝も十分に狙えそうです。

▲7 サンライズタキオン(牡6、川田孝好厩舎)は、B級特別クラスではなかなか勝ち星を挙げられませんが、水無月特別では勝ち馬からコンマ2秒差の3着など、ここ3戦は馬券圏内を確保しています。今回は直線での追い上げに定評のある長田進仁騎手の騎乗となり、最後にひと伸びし突き抜けを狙いたいところです。

そのほか、水無月特別では内を回ってエラーブルから1馬身(コンマ2秒)差の2着と、B級で初めて馬券圏内へ進出した△9 ムーンオブザボス(牡3、土井道隆厩舎)や、高知からの転入初戦のB級4組(7月3日、1400メートル)を勝利した△12 トウカイエクレール(牡8、中川竜馬厩舎)らも上位争いに加わりそうです。

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3連単(フォーメーション) 6・3・7→6・3・7→6・3・7・9・12(18点)

文月賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)

 


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