レース展望・予想

フレッチャビアンカの二冠か、ピアノマンの逆転か「不来方賞」(盛岡競馬)

2020/09/06

6日(日)盛岡競馬メイン第11レースは岩手クラシック三冠目「第52回不来方賞」(3歳、盛岡競馬場ダート2000メートル)。

◎2 フレッチャビアンカ(牡、千葉幸喜厩舎)は南関東から転入して準重賞・奥州弥生賞、重賞・スプリングカップを圧勝。一気に3歳主役に躍り出ましたが、一冠目・ダイヤモンドカップでグランコージーに完敗2着。しかし東北優駿(岩手ダービー)では中団キープからスパートをかけると鋭く反応。見事雪辱を果たしました。その後はテンコートレーニングセンターで鍛え直して帰郷。ぶっつけで本番に臨みますが、乗り込み量に不足なし。二冠に王手をかけました。

○7 ピアノマン(牡、齋藤雄一厩舎)は北海道1勝、南関東3勝から岩手入り。東北優駿で2着に敗れましたが、先行2頭を早めに捕えにかかっての結果。負けて強しの内容でした。そのうっ憤を晴らすかのようにトライアル・やまびこ賞を完勝。順調にステップを踏んだ強みを生かし、逆転をもくろみます。

▲6 グランコージー(牡、櫻田康二厩舎)はダイヤモンドカップを1秒5差で圧勝。昨年岩手2歳最優秀馬の実力を見せつけました。東北優駿は超ハイペースがたたって4着でしたが、今度は流れが落ち着きそうですから反撃必至。こちらも二冠がかかっています。

△8 テンカビト(牡、酒井仁厩舎)は中央未勝利から北海道4勝。王冠賞で4着に善戦し、いきなりまで。

△3 グランメガスマイル(牡、櫻田康二厩舎)は追い込み脚質がネックですが、直線で確実に台頭。

△1 レールガン(牡、鈴木七郎厩舎)は東北優駿、やまびこ賞3着。直線勝負に徹し、上位をもくろみます。

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(文/松尾康司)


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