地元デビュー馬カガノホマレが重賞初Vへ「サラブレッド大賞典」（金沢競馬）

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地元デビュー馬カガノホマレが重賞初Vへ「サラブレッド大賞典」（金沢競馬）

レース展望・予想

2020/09/06

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催になります。9月6日（日）のメインカードは最終第11レースで争われる「第55回サラブレッド大賞典」（3歳、金沢競馬場2000メートル）です。

金沢3歳重賞最後のタイトルで、北日本新聞杯とMRO金賞を勝ったフジヤマブシと石川ダービーを制したハクサンアマゾネスが不在のため、どの馬にも重賞初制覇のチャンスがある混戦ムードになっています。

◎10 カガノホマレ（牡、菅原欣也厩舎）は2走前のMRO金賞で8着と崩れましたが、前走の金沢デビュー馬による準重賞・石川門カップを快勝して巻き返しました。2歳デビュー時から素質の高さを見出されながらも、体質に弱さもあってこれまで重賞で結果が残せませんでした。しかし最近はレース間隔を空けなくても順調に使えるようになり、3走前のJRA未勝利交流戦では中央勢を相手に4コーナーを先頭で回って直線押し切る強さを見せました。石川ダービーでも3着に粘ったスピードから、フジヤマブシやハクサンアマゾネスがいなければ、悲願の重賞初制覇に手が届きそうです。

中央未勝利から転入後2連勝中の○7 モリンガ（牝、金田一昌厩舎）は底を見せていない魅力があります。いずれも中団から追走して、3コーナー外から一気に駆け上がって直線抜け出す力強い勝ちっぷりで、まだ余裕を感じます。中央の芝2400メートル戦で2着がある実績から距離は延びた方が良さそうで、さらなる上積みがありそうです。

▲9 コードジェニック（牡、金田一昌厩舎）も追ってバテない強みから距離は長い方が良さそうです。転入当初よりも前々でレースが運べるようになっており、前走の1700メートル戦でも勝ったウラカワノオトには引き離されましたが、2着はしっかり確保しました。古馬相手に善戦を続けている内容から、強敵不在の同世代が相手なら上位進出は可能です。

△11 キングワールド（牡、金田一昌厩舎）は北日本新聞杯で3着に粘って以降、やや伸び悩んでいる感もありましたが、前走のJRA未勝利交流戦で内からしぶとく脚を伸ばして2着と健闘しました。追い切りの動きにも力強さが戻ってきており、石川ダービー以来となる2000メートル戦をこなせるなら上位争いに加わってきそうです。

△4 クサナギ（セン、金田一昌厩舎）も中央未勝利から転入後3連勝中とスピードを見せています。重賞でもペースを握れるかがポイントになりますが、後続を引き連れて4コーナーを先頭で回ることができれば、直線粘り込みが図れそうです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　10⇔7・9・11・4（8点）
3連単（フォーメーション）　10→7・9・11・4→7・9・11・4　7・9・11・4→10→7・9・11・4（24点）