デビュー4戦4勝サブノタマヒメに注目「金沢プリンセスカップ」（金沢競馬）

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デビュー4戦4勝サブノタマヒメに注目「金沢プリンセスカップ」（金沢競馬）

レース展望・予想

2020/09/27

9月最終週の金沢競馬も日、火曜日の通常開催になります。27日（日）の金沢競馬のメインカードは、最終第11レースで行われる2歳牝馬による重賞「第15回金沢プリンセスカップ」（金沢競馬場1400メートル）です。デビューから4戦負けなしのサブノタマヒメが、北海道からの転入馬を迎え撃ち、連勝を伸ばせるかが注目されます。

◎4 サブノタマヒメ（金田一昌厩舎）は牡馬に競り勝って新馬勝ちを飾るなど非凡な勝負根性を見せています。1400メートルに距離が延びた2戦目を後続に大差をつけて圧勝すると、その後も走るたびに時計を短縮して、金沢デビュー組の中では無敵状態が続いています。北海道デビュー組との対戦は初めてとなりますが、ゴール前で手綱を抑える勝ちっぷりから、早めに突き放してしまえば抑え込めそうです。ここも勝てば11月10日に行われるグランダム・ジャパン2020・2歳シリーズの「金沢シンデレラカップ」（地方全国交流、1500メートル）に、地元代表として大きく胸を張って臨めます。

北海道からの転入組で一番強敵になりそうなのは○11 エムザックベール（加藤和義厩舎）です。北海道ではJRA認定新馬戦から2着に好走し、3戦目の認定未勝利で勝ち上がっています。重賞初挑戦となった前走のリリーカップは後方追走一杯の10着に沈みましたが、2歳オープン戦で掲示板内を確保している内容から、金沢に来れば実績上位の存在です。牝馬にしては馬体重が500キロ近くもあって馬格は大きく、古馬と併せても先着している追い切りの動きから、いきなり好勝負できそうな雰囲気があります。

▲3 マナバレンシア（金田一昌厩舎）は転入初戦を快勝してスピードの違いを見せつけました。北海道での1勝は2歳未勝利戦でのもので、実績面ではエムザックベールより見劣りますが、ほかの北海道転入組に比べてすでに金沢コースを経験しているアドバンテージがあります。今回もスタートを決めてペースを握ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△2 スツーカ（高橋俊之厩舎）も北海道での1勝は2歳未勝利戦ですが、3～4コーナーで後方から一気に先団へ追い付き、直線抜け出す豪快な勝ちっぷりでした。1400メートル戦はやや短い気もしますが、先手争いが激しくなる展開になるなら、出番があっても不思議ではありません。

△9 ステップフォード（中川雅之厩舎）はまだ未勝利ですが、北海道のJRA認定新馬戦でクビ差2着とデビュー戦から接戦を演じました。出走取消もあって約3カ月ぶりの実戦で、いきなりの重賞挑戦は楽な条件ではありませんが、素質面では同じ北海道からの転入組に見劣りません。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　4⇔11・3・2・9（8点）
3連単（フォーメーション）　4→11・3・2・9→11・3・2・9　11・3・2・9→4→11・3・2・9（24点）