レース展望・予想

岩手で再始動ラブバレット「スプリント特別」（水沢競馬）

2020/05/12

12日（火）の水沢競馬メイン第12レースは「スプリント特別」（オープン、水沢競馬場1300メートル）。出走見送りが相次ぎ、5頭立ての少頭数となりました。

◎3 ラブバレット（牡9、菅原勲厩舎）は昨年11月、盛岡ダート1200メートル戦を快勝後、南関東へ移籍。3戦を使って里帰りしました。気になるのは名古屋遠征・東海桜花賞の大敗。輸送で大きく体重を減らしたのは事実ですが、それでも5秒差12着。レース途中で早々と失速してしまいました。とはいえ昨年、JRAから再転入後、重賞・栗駒賞、岩鷲賞を貫禄の違いを見せつけて完勝。ほか1勝を含め地元同士の戦いでは負けなし。管理する菅原調教師はデビュー前からラブバレットを手がけ、すべてを知り尽くし手抜かりなし。再転入戦を勝利で飾り、今後に弾みをつけたいところでしょう。

○4 キングジャガー（牡6、板垣吉則厩舎）は3歳時に岩手ダービーダイヤモンドカップ、不来方賞と岩手二冠を獲得。その後は佐賀と岩手を行き来しています。昨年は未勝利に終わり、佐賀でも勝てないレースが続きましたが、再転入戦の前走を1秒7差で圧勝。これまでのうっ憤を一気に晴らしました。水沢1300メートル戦は2歳以来ですが、短距離実績もあり問題ないはずです。

▲5 タイセイブラスト（牡7、佐藤雅彦厩舎）は中央1勝、南関東6勝・B1に在籍。1300メートルへの対応がネックですが、総合力でカバー。

△2 シャドウパーティー（セン11、三野宮通厩舎）は今年1月の水沢1300メートル戦を快勝。ペース次第では一気に突き抜けるシーンまで。

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馬単　3→4・5・2　4→3（4点）
3連単（フォーメーション）　3・4→3・4・5→2・3・4・5（8点）

スプリント特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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