ダレモカレモの連勝なるか「ピラカンサス賞」（金沢競馬）

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ダレモカレモの連勝なるか「ピラカンサス賞」（金沢競馬）

レース展望・予想

2020/05/12

5月12日（火）に行われる金沢競馬最終第11レースの「ピラカンサス賞」（C1級特選、金沢競馬場1500メートル）は、近3走のうちに金沢で勝利を挙げた好調馬ばかりが集められており、白熱した一戦になりそうです。

転入2戦目で勝ち上がった◎9 ダレモカレモ（牡5、高橋優子厩舎）に連勝を期待したいです。今春大井から移籍してきて、転入初戦はメイショウバンダイと直線叩き合いになり、クビ差の2着に敗れましたが、前走は3コーナー手前から一気に脚を伸ばして直線入口で先頭に立つと、そのまま後続を4馬身引き離す強い勝ちっぷりでした。後半追い上げてくるレースぶりから1500メートルに距離が延びるのは良さそうで、4コーナーから追い比べ勝負になるなら、抜け出すチャンスはありそうです。

評価が難しいのは○1 ミキノグランプリ（牡9、中川雅之厩舎）です。中央準オープン（3勝クラス）から転入してきた昨春ごろはなかなか結果を出せず苦戦していましたが、短期放牧に出されてからは立ち直り、昨年終盤にはA1級二組で勝ち負けするスピードを見せていました。今回は1月に笠松の白銀争覇に遠征して以来の実戦で、調教も軽めの調整が続いていることから、休み明けの不安はあります。しかしC1級にクラスが大幅に下がったのは有利で、先手を奪って最後まで息切れすることがなければ、あっさり押し切っても不思議ではありません。

▲5 メイショウバンダイ（牡7、加藤和宏厩舎）も巻き返しを狙います。中央1勝馬で転入初戦こそ2着に敗れましたが、その後は2連勝して勢いに乗りました。しかし前走は2番手を追走しながら3コーナーで手応えが怪しくなり、6着に敗れてしまいました。引き続き追い切りの動きは悪くなく、中央在籍時に笠松や園田のJRA条件交流戦で馬券絡みしていた実績から、もっと上が望めるはずです。今回も1500メートル戦ですが、逃げた馬を4コーナーで交わして直線単独の先頭へ抜け出すことができれば、後続の追い上げはしのげそうです。

△8 ツクバハナコ（牝4、佐藤茂厩舎）は前走4コーナーを先頭で回りながらもゴール前で差し馬に交わされて2着でしたが、金沢ではまだ連対を外しておらず底をみせていません。強敵がそろった今回も終始好位をキープできれば見せ場がありそうです。

名古屋で勝って移籍してきた△6 カタトゥンボ（牡5、宗綱泰彦厩舎）も不気味な存在です。中央1勝馬で名古屋のC級で善戦を続けていましたが、前走は2番手から抜け出して久々の勝ち星を飾りました。好調下での転入だけに警戒は必要です。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　9⇔1・5・8・6（8点）
3連単（フォーメーション）　9→1・5・8・6→1・5・8・6　1・5・8・6→9→1・5・8・6（24点）