復活目指すキタノシャガール（金沢競馬）

レース展望・予想

2020/05/10

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催になります。5月10日（日）は最終第10レースのB2級二組（金沢競馬場1500メートル）は、主力馬の人気が割れそうで、馬券の組み合わせ次第では好配当が期待できそうです。

まず注目されるのは◎7 キタノシャガール（牡5、中川雅之厩舎）です。昨季終盤のA1級二組で2着に突っ込んできた実績から、B2級にクラスが下がった今季は初戦から常に人気となっていますが、勝ち星を挙げられていません。しかし前走でも逃げた馬を2番手から追いかけて、そのまま2着に粘っていて、レース運びは悪くありません。追い切りでは依然パワフルな動きを見せており、抜けた存在が見当たらない今回は、何とかゴール前抜け出して復活をアピールしたいところです。

○1 パープルヒビキ（牡5、鈴木正也厩舎）は今季初戦から3連勝がかかった前走では、スタートからの行きっぷりがもうひとつで中団からの追走となり、スピードを発揮できず8着に沈みました。中間の追い切りの動きは相変わらず快調で大敗のダメージは見られません。またも最内枠からの発走で出遅れる不安はありますが、スタートして馬群に包まれず先手争いへ加われるなら巻き返しがありそうです。

▲3 トーセンエポナ（牝5、高橋俊之厩舎）は前走4着でしたが、ゴール前はよく伸びて2番手を走るキタノシャガールに詰め寄りました。こちらも今季はA級からB2級へクラスが下がりながらもなかなか勝ち切れていませんが、相手なりに走れるタイプで大きく崩れることはありません。B2級では追走で後方に置かれることがなくなって、逃げるレースも試みており、位置取り次第では連絡みは十分に狙えます。

△4 スマイルフォース（牡8、高橋優子厩舎）も前走は4着でしたが、勝ち馬との着差は2馬身以内でした。まだA2級で勝ち負けしていた昨秋ごろの勢いは見られませんが、B2級に下がってからは自信を取り戻してきています。直線の追い比べ勝負になるなら、ゴール前突き抜けても不思議ではありません。

△8 スカイステージ（牡7、黒木豊厩舎）も堅実な追い上げを見せていて今季はまだ掲示板内を外していません。脚質的に展開の紛れは必要となりますが、前崩れの流れになら浮上するチャンスはあります。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　7⇔1・3・4・8（8点）
3連単（フォーメーション）　7→1・3・4・8→1・3・4・8　1・3・4・8→7→1・3・4・8（24点）