レース展望・予想

アザワク、ヘイセイメジャーの一騎打ちか「サッポロクラシックカップ」(門別競馬)

2019/10/24

10月24日(木)の門別競馬メイン第12レースは、未来優駿2019「第6回サッポロクラシックカップ」(2歳、門別競馬場1200メートル)。

地方競馬“未来優駿2019”最終戦(全7戦)に相応しい高素質馬の対決が見られることになった。前走、同距離の2歳牝馬ダートグレード競走・エーデルワイス賞JpnIIIで勝ち馬から半馬身(コンマ1秒)差で2着のアザワクと、同じく同距離の地元重賞・イノセントカップを4コーナー先頭から快勝したヘイセイメジャーだ。

◎7 アザワク(牝、角川秀樹厩舎・父カレンブラックヒル)は前走、ダートグレードならではの超ハイペースを馬なりで楽に追走、4コーナー手前から唸りを上げるような印象の加速力で一気に前を行く1番人気の僚馬プリモジョーカーを飲み込み、ゴール寸前まで先頭で踏ん張ってみせた。最後の最後でコーラルツッキーに交わされてしまったが、序盤の速さから勝負どころでのケタ違いの加速力、そして長い直線での踏ん張りと走破時計1分12秒4(重)。どれをとっても“負けて強し”の一言しか浮かんでこない、高次元のパフォーマンスだった。

一方の○4 ヘイセイメジャー(牡、松本隆宏厩舎・父マジェスティックウォリアー)も、前走は好発からテンの速さも見せて2番手。4コーナー先頭から2着モリノブレイク以下を寄せ付けなかった強さは今季の2歳重賞の中でも秀逸といえる走りだった。まだまだ余裕残しと感じさせただけに、前走の1分12秒7(重)から更に走破時計を詰めてくる可能性も十二分に感じさせる。

甲乙つけがたい2頭だが、前走の出走頭数およびJRA勢参戦などの要素で“より負荷の大きいレース”だったと言えるだろうエーデルワイス賞JpnIIIを2着に踏ん張ったアザワクを上位に採りたい。ただ、同馬は2走前に1000メートルで大きく出遅れ、結果“薄氷”の勝利となった経緯もあるだけに、スタート次第ではヘイセイメジャーが重賞2連勝を決める可能性も十分にあるとみておきたい。

3番手以下は少し力量差が大きい印象。先手から粘る△1 エンジェルパイロ(牝、角川秀樹厩舎・父パイロ)、差し脚上位の△2 ノーザンヴィグラス(牡、田中淳司厩舎・父サウスヴィグラス)、△3 レッドカード(牝、林和弘厩舎・父キンシャサノキセキ)、△8 マナホクレレ(牡、桧森邦夫厩舎・父スターリングローズ)をヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票 
馬単(マルチ) 4⇔7(2点)
3連単(フォーメーション) 4・7→4・7→1・2・3・8(8点)

サッポロクラシックカップの出走表はこちら

(文/HDK)


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