レース展望・予想

定量戦有利なメイショウアイアン「道営スプリント」(門別競馬)

2019/10/08

10月8日(火)の門別競馬メイン第12レースは、「第14回道営スプリント」(門別競馬場1200メートル)。

11月4日、浦和競馬場でのJBCスプリントJpnIの地方馬選定にあたり重要な参考資料となるJBC指定競走として行われる一戦。今季の古馬スプリント路線の層の厚さを再認識させるメンバー構成となった。ここに8月エトワール賞圧勝のジョウラン(脚部不安が出たため休養中)や6月の転入初戦から負けなし7連勝メイプルグレイトの名がないのは幾らか残念だが、それでも非常に興味深いメンバー構成であることに変わりはない。

主役に期待は、6月の北海道スプリントカップJpnIIIで鋭く追い込みJRA・ヤマニンアンプリメの2着に食い込むなど今季開幕からこの路線のトップランナーを務めてきた◎8 メイショウアイアン(牡9、田中淳司厩舎)だ。これまでにも触れてきたので詳細は割愛するが、今季は“月1走のローテーションを守って”という陣営の方針通りに出走&好走を重ねてきた。前走は58キロを背負い、今回も強敵になるだろうソルサリエンテをしっかり差し切ってみせた。今回、定量戦で1キロ減の57キロは圧倒的に有利な材料だ。唯一懸念に感じられる部分があるとすれば、直前の坂路追いでいつもほどの速い時計を出してこなかった点だが、そこは今季すでに5戦を重ねてきた9歳馬。今季着外は2走前、盛岡に遠征のクラスターカップJpnIII(7着)1戦のみという実績を信頼する。

前走の雪辱を期す○11 ソルサリエンテ(牡5、松本隆宏厩舎)は、この馬としては願ってもない枠順だろう大外を引き当てた。鞍上は先週まで3週続けて重賞V、自身が持つホッカイドウ競馬の最年長重賞勝利記録を毎週更新!と乗りに乗っている大ベテラン・宮崎光行騎手だ。こちらは坂路での最終追いで、2ハロン続けて11秒台を刻み3ハロン=35秒8の好時計を叩き出してきた。ここに向けての陣営の強い意欲がハッキリと表れた数字だろう。メイショウアイアンと同重量57キロは有利ではないものの、前走510キロの大型馬で自身の走り自体に大きくは響かないのではないか。初タイトルゲットも期待できるはずだ。

▲3 タイセイエクレール(牡6、田中淳司厩舎)は近走、一戦ごとに走破時計を詰めて明らかに上昇一途。前走はインから抜けた高知・黒船賞JpnIII勝ちの実績馬ブラゾンドゥリスを捕まえきれなかったが、4コーナー9番手から上がり3ハロン=36秒2の強烈な末脚で追い込んだ破壊力は、流れが速まりやすい重賞の舞台でこそ真価を発揮する可能性が高い。

この◎○▲3頭を連対圏に採り、△2 カツゲキライデン(牡8、廣森久雄厩舎)、△4 フジノパンサー(牡6、米川昇厩舎)、△5 ダモンデ(牡4、田中淳司厩舎)、△9 アップトゥユー(牝5、角川秀樹厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 8・11・3(6点)
3連単(フォーメーション) 8・11・3→8・11・3→8・11・3・2・4・5・9(30点)

道営スプリントの出走表はこちら

(文/HDK)


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