レース展望・予想

大一番へ向け力入るドラゴンエアル「ハーツクライ・プレミアム」(門別競馬)

2019/09/26

9月26日(木)の門別競馬メイン第12レースは「ハーツクライ・プレミアム」(A1~A3-1、門別競馬場1800メートル)。

24日のメイン豊似湖ヘリコプター遊覧飛行特別とともに優勝馬に11月7日の第62回道営記念(JBC協会協賛・スクリーンヒーロー賞)への優先出走権が与えられる注目レース。出走馬の各陣営も当然、力の入る一戦だ。

とはいえ、道営記念への扉をこじ開けたい他陣営とすれば、昨年同レースで3着の◎2 ドラゴンエアル(牡8、田中淳司厩舎)を倒さねばならない。8歳となった今季は4戦して勝ち星こそないものの、コスモバルク記念3着→赤レンガ記念4着→星雲賞4着→金沢・イヌワシ賞4着とすべて重賞で入着を重ねてきた。金沢での前走を除く地元重賞3戦の勝ち馬はすべて王者スーパーステションであり、その道中の流れは、ここに出走の各馬が作り出すそれとはまったく異質、いや異次元の厳しさだ。正直、このメンバー構成で、かつ斤量も別定56キロと恵まれた中、もし勝ち負けに加われないということになってしまったなら、道営記念を見据えてなどとは言っていられなくなってしまう。格の違いを見せつけなければならない一戦。それだけに、鞍上を含めた陣営にも妙なプレッシャーがかかるのかもしれないが、さすがにここは決めてくれると信じたい。

相手選びは意外に難解。本来の地力・実績なら断然▲7 ストーンリバー(牡5、堂山芳則厩舎)が本線ということになるのだろうが、なにせ外回りコースではコーナーで気を抜いてしまい、置かれ加減になってしまうことがよくある点が懸念材料だ。集中を切らさず走り続けてくれればドラゴンエアルに迫れる実力馬だが、どうにも信用しづらい面もあるのでここは▲評価に留める。

その点、毎回自身の能力はしっかり表現できる○8 クオリティスタート(牝5、角川秀樹厩舎)には安心感がある。別定55キロで、ドラゴンエアルとの差がわずか1キロというのは正直しんどいだろうが、ドラゴンエアル以外との比較ならまったく見劣らないし、牝馬重賞のヒダカソウカップ優勝、ノースクイーンカップ3着という今季の実績面は単純に上位と見ていい。

他では、一連のこの条件でほぼ掲示板を確保している△3 クラキングス(牡5、村上正和厩舎)、今回格上挑戦で3キロ減の別定54キロが魅力となる△9 フレアリングダイヤ(牡4、村上正和厩舎)までを連対圏に採り、先行策からの粘り警戒×1 センコーファースト(牡5、堂山芳則厩舎)、×5 スリラーインマニラ(セン6、小野望厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 2→8・7・3・9(4点)
3連単(フォーメーション) 2→8・7・3・9→8・7・3・9・1・5(20点)

ハーツクライ・プレミアムの出走表はこちら

(文/HDK)


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