レース展望・予想

抜けた馬が不在で混戦必至「藻川特別」(園田競馬)

2019/08/22

22日(木)の園田競馬メイン第11レースにJRA交流「藻川特別」(JRA1勝クラス、地元920ポイント以下、園田競馬場1400メートル)が行われます。

過去のJRA1勝クラス(500万下クラス)との交流レースはJRA勢が圧倒しています。しかし、前回(7月18日)の加古川特別は、地元ペリステライトが3コーナーから一気のまくりで楽勝しました。さて、今回はJRA勢に抜けた馬はいませんが、メンバーは揃っています。その中から先行力が復活してきた◎9 チャーチタウン(牡4、JRA・大根田裕之厩舎)を軸に置きます。未勝利戦で連続2着後、はじめて1番人気に支持された通算9戦目(阪神ダート1400メートル)で初勝利です。4番枠からスタートを決めて主導権を奪いました。快調な逃げが怪しくなったゴール前に、大外を強襲してきたナイスドゥにクビ差まで迫られましたが辛抱しています。500万に上がってから、1800メートルを多用し、テンから動いた時は善戦しています。初の地方遠征ですが、コーナーの多い小回りコースと距離短縮は大きな味方になりそう。一気の逃げ切りで1年2カ月ぶり通算2勝目の期待です。

地元馬の同条件連勝を狙うのが○5 クイントゥープル(牝5、保利良次厩舎)です。前々走1700メートルのA1・A2混合では逃げ切って、アリオンダンス、コスモヴァーズなどの末脚を抑えています。1700メートル、1870メートルなどを多用しており、距離短縮でテンの位置がカギになります。JRA勢を抑えて逃げると怖い存在になります。

芝で15着はありますが、ダートでは大きく崩れていない▲10 メイショウハニー(牝4、JRA・藤澤則雄厩舎)、コース経験のある☆6 ハードカウント(セン4、JRA・小崎憲厩舎)、減量の利がある岩田望来騎手△4 ショウナンアンビル(牡4、JRA・高橋義忠厩舎)、コース熟知の小牧太騎手△2 キングヴァラール(牡7、JRA・服部利之厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 9・5・10・6・4(20点)
3連単(ボックス) 9・5・10・6(24点)

藻川特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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