レース展望・予想

昇級でも相手有利なデルマアブサン「珠洲宝立七夕キリコまつり特別」(金沢競馬)

2019/07/28

7月28日(日)に開催される金沢競馬では、第5レースと、第7レースにオッズパーク杯も行われますが、メインカードは最終第11レースの「珠洲宝立七夕キリコまつり特別」(A2級二組、金沢競馬場1500メートル)になります。

転入2戦目となる◎7 デルマアブサン(牡4、金田一昌厩舎)が注目を集めます。中央1勝馬で転入初戦となった前走のB1級一組は3着でしたが、2着だったモナーキズムと併走しながら、直線先に抜け出して勝ったバルタンセージをゴール手前まで追い詰めました。クラスはA2級に上がりましたが、強敵が相次いで回避したこともあって前走時に比べれば戦いやすいメンバーになっています。金沢にきて馬体が増えているのもいい傾向で、今回もコース外めから先団を見ながら追走できれば、直線抜け出してきそうです。

○3 ハイランドグラス(牡7、金田一昌厩舎)は門別でJRA認定新馬勝ちを飾って全日本2歳優駿JpnIまで進み、その後大井へ移籍して3勝を挙げています。今年はC2級でも着外が続いていて、金沢A級からのスタートは条件的には楽ではありませんが、追い切りではパワフルな動きを見せています。持ち前のしぶとい先行スピードが生かせれば、金沢で立ち直れるきっかけをつかめそうです。

▲4 ヤマチョウタンゴ(牡7、黒木豊厩舎)は前走も後方から伸びて2着に突っ込み、6戦連続で3着以内を外さない走りが続いています。追い込みタイプだけに展開に左右される面はありますが、馬場状態が変わった今季は末脚がフルに発揮できています。今回も前崩れの流れになるなら浮上してきそうです。

△5 レヴェナント(牡4、黒木豊厩舎)は前走も4着でしたが、3コーナーから早めに先頭に立って見せ場はありました。今回も積極的に運べるなら前残りがあるかもしれません。

△6 ファンタサイズ(牡6、吉井敏雄厩舎)も5着が続いていますが、一時期に比べれば馬体は良くなっており、ヤマチョウタンゴとたたき合いながら直線伸びてくるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔3・4・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 7→3・4・5・6→3・4・5・6 3・4・5・6→7→3・4・5・6(24点)

珠洲宝立七夕キリコまつり特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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